ヨークベニマルnews|ヨークベニマル小名浜店(513坪・年商13億円)出店
(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は、9月20日(金)、福島県いわき市小名浜に「ヨークベニマル小名浜店」を開店する。老朽化のため2018年7月22日休業した旧ヨークベニマル小名浜店をスクラップ&ビルドした店舗になる。
鉄骨造り平屋建てで、店舗の延べ床面積は770坪、売場面積は513坪の標準店だ。敷地面積は1372坪に駐車台数92台、駐輪台数50台を整える。
いわき市は福島県の東南端に位置する、県内で最も広い面積を持つ中核都市だ。小名浜地区は、いわき市南部に位置し、小名浜港と共に発展してきた。いわき市の人口が減少傾向のなか、店舗が位置する愛宕町は人口、世帯数とも若干増加している。同店の2km圏内には1万1300世帯、約2万9100人が住む。世帯平均人数は約2.5人。また、近隣には幼稚園8園、小学校4校、中学校2校もあり、子育て世代が多い。
小名浜店では、生鮮とデリは、鮮度や味、品質にこだわり、いわきになじみのある地域商品や、簡便・即食・適量サイズなどの品揃えの充実を図る。
青果売場では、地元農産物の商品提供に力を入れ、県外産商品とともに、品揃えする。精肉売場では、簡便商品や、すぐに食べられる調理済み商品、ヘルシーで健康を意識した商品を強化する。鮮魚売場では、顧客の要望に応じて調理や量目変更などを行う。
漁港が近いこともあり魚への需要が高いことから、鮮魚売場では食べ方・メニューの提案をするほか、「切りたて・つくりたて」の刺身を揃える。惣菜売場でも、魚を使った惣菜や弁当を強化する。
「ペットボトル自動回収機」「古紙回収機」を併設した「リサイクルステーション」を導入し、積極的な循環型リサイクル活動に取り組む。「バリアフリー新法」の認定を受けた店舗で、同社では126番目の認定店舗になる。
同店は従業員75名体制で初年度13億円を目標にする。
いわき市へは13店目の出店で、ヨークベニマルの店舗数は、福島県78店舗、宮城県60店舗、山形県21店舗、栃木県30店舗、茨城県40店舗の合計229店舗(実質稼動は226店舗)だ。
■ヨークベニマル小名浜店
所在地/福島県いわき市小名浜愛宕町7番地2
店長/藤野浩明(ふじのひろあき)
敷地面積/4538㎡(1372坪)
延床面積/2546㎡(770坪)
売場面積/1698㎡(513坪)
構造 鉄骨造・平屋建て
駐車台数/92台
駐輪台数/50台
営業時間/9:00~21:00(年中無休)
年商見込/13億円
従業員数/75名(正社員12名、地元採用者63名)