三菱地所news|1/31「CO・MO・RE YOTSUYA」竣工/ライフが核店

「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の施設建築物「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が1月31日(金)に竣工する。三菱地所(株)(東京都千代田区、吉田淳一社長)を中心に、独立行政法人都市再生機構(以下「UR 都市機構」)、第5メック都市開発特定目的会社、地権者の4者で構成される四谷駅前地区再開発協議会が進めてきた案件である。

JR・東京メトロ各線「四ツ谷」駅至近に立地する約2.4haの大規模再開発で、街びらきは2020年夏の予定。


〈周辺エリア俯瞰写真(左)と完成予想パース(右)〉

施設の名称は、人とつながり、街とつながり、いつでも憩いと賑わいで溢れる施設に成長させたいという想いを込めて「木漏れ日」+「COMMON(共同、共通)=つながり」による造語から「CO・MO・RE(コモレ)」とした。

「CO・MO・RE YOTSUYA」は、①オフィス棟「YOTSUYA TOWER」、②商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」、③住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」「ザ・レジデンス四谷ガーデン」、④教育施設「四谷グローバル スタディスクエア」、⑤公益施設「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」など、多機能施設を整備する。


敷地配置図〉

商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」は、地下1階~地上2階を占める。食品スーパーマーケットとして「ライフ」が地下1階に出店するほか、コンビニエンスストア、ドラッグストア、100円均一ショップ、クリニック、クリーニングなど、39店舗の幅広い店舗が集積する。

飲食専門店は、ビジネスシーンからデイリーユースまで、昼夜を問わず楽しめる多彩なラインアップを揃える。2020年2月から順次開業予定で、2020年夏に全店舗開業を予定している。


商業ホール(左・右)とパサージュ(中)〉

■CO・MO・RE YOTSUYA
事業名称/東京都市計画事業四谷駅前地区第一種市街地再開発事業
施行者/独立行政法人都市再生機構
事業パートナー/三菱地所・第5メック都市開発特定目的会社
実施設計・施工/大成建設(株)
基本設計・総合監理/日本設計・三菱地所設計共同企業体
事業地区/東京都新宿区四谷一丁目6番
交通/JR 各線・東京メトロ南北線「四ツ谷」駅徒歩1分、
東京メトロ丸ノ内線「四ツ谷」駅徒歩3分
地区面積/約2.4ha
敷地面積/約1万7900㎡(5424坪)
延床面積/約13万9600㎡(4万2303坪)
構造/鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
階数/地上31 階、地下3階、塔屋1階
主要用途面積/オフィスゾーン:約5万8900㎡、商業ゾーン:約5800㎡、住宅ゾーン(計60戸):約4500㎡、教育施設::約3500㎡、公益施設:約9500㎡
駐車場台数/288台
駐輪場台数:758台
総事業費:約840億円

【結城義晴の述懐】
この話題の物件は、(株)セブン&アイ・ホールディングス本部の目と鼻の先にある。セブン-イレブンは入居するが、イトーヨーカドーなり、ヨークマートなりを出店させたいところだろう。しかし、三菱地所の案件ということで、三菱グループの(株)ライフコーポレーションが核テナントとなる。多分、家賃もひどく高いだろうから、イトーヨーカ堂では損益分岐点をはるかに超える。ライフの都心出店の力量が高まっていることを示してもいる。それだけに意欲的な店舗をつくるだろう。今夏が楽しみではある。

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