ベイシアnews|前橋吉岡店を新フォーマット「MARsia」1号店に刷新

(株)ベイシア(群馬県前橋市、橋本浩英社長)は3月6日(金)、ベイシアフードセンター前橋吉岡店を新たなストアコンセプトの「MARsia=マルシア」1号店として改装開店する。マルシアとはMARcheとBeisiaを組み合わせた名称で、「市場のような」を意味するベイシアの新たなフォーマットになる。「市場のように鮮度を重視し、品揃えの豊かさ、活気に満ちた演出など」を目指す。

前橋吉岡店は、2002年12月4日にオープンした。全面改装に当たって重視した新たなストアコンセプトは、従来のベイシアの「より良いものをより安く」の考え方に加え、①新鮮で安心・安全な食材を提供する。②賑わい、楽しさなどのエンターテイメント性を表現する。③友達や知人、家族と一緒にくつろげる場所にする。

青果部門は、鮮度を重視した調達方法に改善する。また従来から人気の地場野菜コーナーをさらに充実させ、有機野菜の扱いも始める。鮮魚部門では、海鮮丼の専門店「彩香路」を導入する。お万菜コーナーの「薫静彩」では魚惣菜を揃える。精肉部門では、群馬の銘柄牛「赤城牛」を品揃えする。同店が第1号店となる肉惣菜(グリル)の「デリ ヴィアンド」店では、店内で焼き上げたローストチキンを販売する。

スーパーデリカテッセンでは、豚肉の「万葉亭」、鶏肉の「千羽鶏」、海老の「寿老舗」、中華の「厨華味源」に加え、新たなジャンルとしてフレンチの「ボン・ルパ」(惣菜店)を導入する。フランス料理は高額なイメージだが、「ワンコイン」以下の手頃な価格のフレンチメニューを揃える。アミューズ、サラダ、オードブル、スープ、魚料理、肉料理、デザートのフルメニューを提供していく。

玉子を使用した商品を集めたコーナーや、別海のおいしい牛乳を使用した人気アイテムを集約した「別海コーナー」など、売場の随所で目玉商品のコーナーを展開する。

そして、群馬県では3店舗目となる「HanaCafe(ハナカフェ)」を導入する。ハナカフェではベーカリー、スイーツ、カットフルーツを集積し、さらにハンバーガーやサンドウィッチ、コッペパンなどの軽食を提供する。イートインスペースも兼ねる。

ベイシアでは新店・改装に当たっては生鮮部門の強化を掲げ、オール生鮮部門の惣菜化=スーパーデリカテッセンの導入を図ってきた。一方で一般食品部門の改善が遅れていたとして、前橋吉岡店ではグロサリー部門の商品構成をお客視点で見直し、品揃えの充実とわかりやすさをテーマに改善している。また簡便化商品(o-easy、su-easy)は働く女性、単身者、高齢者の家事の時短につながるとして、アイテム数を増やした。冷凍食品の品揃えや展開場所も改善し、ショートタイムショッピングの機能を強化している。

◼️ベイシア前橋吉岡店
所在地/群馬県北群馬郡吉岡町大久保821
開店日/2020年3月6日(金)
営業時間/9:00~20:00
駐車場台数/1329台
イートイン席/82席
取扱商品/生鮮食品、日配品、加工食品、菓子、衣料品

 

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