ヤオコーnews|558坪・初年度19億円目指すヤオコー所沢有楽町店6/19開店

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は6月19日(金)、埼玉県所沢市に「ヤオコー所沢有楽町店」を出店する。店舗面積558坪で初年度売上高19億円を予定する。

出店するのは深井醤油(株)の工場跡地だ。北約0.5kmに西武新宿線「航空公園駅」、南西約0.9kmに西武池袋線・西武狭山線「西所沢駅」、南東約1.1kmに西武新宿線・西武池袋線「所沢駅」があり、ちょうどそれらの駅の真ん中に位置する。出店1km圏内の人口密度が1万人以上と高く、人口・世帯数ともに増加傾向にある。1km圏内は人口3万9000人、世帯数1万9000世帯、5km圏内まで拡げると人口47万2000人、世帯数22万1000世帯にも上る、潤沢なマーケットを抱える。年齢構成は30~59歳がボリュームゾーンで、単身・2人世帯の割合が過半数を占める。これは埼玉県平均に比べて1割程度高い。

主力の生鮮3品は、いくつかの新しい試みを見せる。その一つは精肉部門だ。「焼肉売場ではなく焼肉屋へ」をコンセプトに、好きな素材を選択できる売場をつくる。牛肉では、焼肉盛り合わせ・大型パック、単品商品、タンやホルモンなどの副素材、キムチやナムル、チヂミ、おつまみキャベツなど、焼肉屋さんの定番メニューを品揃えする。日常普段のおかずからハレの日のご馳走メニューまでに対応する。

鮮魚は、近海魚と切り身で圧倒的な「旬」と「鮮度」を打ち出す売場とする。試みの2つ目はその日のおすすめの魚1品を「今日のこれ!」として、値頃な単品盛り、刺身、おつまみ、ちょっとしたおかずとバラエティのある展開で訴求する。

また青果は、買いやすさを重視する。野菜は、頻度品中心に特設平台で圧倒的なボリューム感で展開する。果物は、バラ売りの間口を広げ、旬の果物を半切りやカットフルーツに加工して多SKUで提供する。花は季節感を訴求するために、マンスリーフラワーとして旬の洋花やミニブーケを提案する。

ヤオコーの差別化部門の惣菜の試みは、少量目の「ちょっとがイイね」のコーナー化だ。また昼は弁当中心、夕方からはおかず中心と、時間帯別に品揃えを変える。夕方はおかずやおつまみ、ワンコイン商品に切り替え、多様な食ニーズを満たす売場づくりを志向する。さらに、ヤオコー名物の鶏唐揚「幸唐(さちか)」の拡大展開と、焼魚・煮魚・魚唐揚の魚惣菜「漁火(いさりび)」のコーナー化で、一体感のある売場づくりを目指す。

寿司は、インストアの強みを最大限に活かす。昼は焼き立ての焼きおにぎり、ワンコインのつくり立てのちらしや丼物を中心に揃え、夕方には、本マグロ使用の「握り寿司」など、夕食のメインになる商品に切り替える。そのうえで、平日と週末で売場に変化をつける。

インストアベーカリーでは、ヤオコーがこだわる「発酵バター」使用の食事パンを中心に、差別化を図る。人気のピザは、時間帯ごとに焼き立てを値頃で提供していく。

日配食品の洋生菓子コーナーやチーズコーナー、ドライグロサリーのアレルギー・介護食品などの「からだにやさしい」配慮型商品コーナー、菓子売場のナッツコーナー、直輸入ワインコーナーなど、商品を充実させて選択肢のある売場づくりを目指す。

同店の出店により店舗数は埼玉県90店、千葉県30店、群馬県16店、東京都11店、神奈川県8店、茨城県7店、栃木県5店の計167店になる。

■ヤオコー所沢有楽町店
所在地/埼玉県所沢市有楽町7-4
店長/浅見充(副店長:橘寿重)
店舗面積/1843.94㎡(558坪)
延床面積/2956.19㎡(894坪)
開店日/2020年6月19日(金)
営業時間/9:00~21:30
休業日/1月1日、1月2日、他1日
年間売上高/初年度19億円(予定)
駐車台数/142台(駐輪場158台)
従業員/正社員18名、パートナー・ヘルパー・アルバイト約130名(延べ人数)

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