ダイエーnews|西神中央店を「イオンフードスタイル」に転換し9/1オープン
(株)ダイエー(東京都江東区、近澤靖英社長)は9月1日(火)、神戸市で運営する「ダイエー西神中央店」をリニューアルし、「イオンフードスタイル西神中央店」としてオープンする。
■「イオンフードスタイル西神中央店」:外観イメージ
「ダイエー西神中央店」はショッピングモール「プレンティ」の核店舗の一つとして、1989年11月に開業した。神戸市営地下鉄「西神中央駅」から徒歩3分の好立地にある。3km商圏内の人口は約7万8000人、約2万9000世帯で、2人~3人世帯が全体の約54%を占めている。駅近立地ではあるが、休日を中心に車での来店客が多いことが特徴の一つとなっている。
今回のリニューアルのポイントは4つ。
1つ目はベーカリーカフェ業態「ちょいゴチCAFE」の導入。
これまで、「ちょいゴチ」コーナーではワインバルや肉バルなどの業態を展開してきたが、今回は「気軽に」「低価格で」「ゆったり」とくつろげる「ベーカリーカフェ」業態として展開する。
52席のイートインコーナーとは別に、ソファー席を含むカフェ専用席を57席用意する。大きな窓のある開放的でゆったりとくつろげる空間を創出した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、各机にアクリルボードを設置した。
■「ちょいゴチCAFE」:イメージ
「ちょいゴチCAFE」では芳醇な香りが特徴のキリマンジャロ豆をブレンドし、本場イタリアのマシンでエスプレッソ抽出した、コクが深く香り高いホットコーヒーを100円で提供する。その他にもカフェラテや紅茶、人気のデザートドリンクのフラッペやスムージーに加え、17時からは神戸ワイン、六甲ビールも提供する。
また、生で食べてもしっとり耳まで柔らかな同社オリジナルの生食パン「白金(プラチナ)」でつくったサンドイッチや、リーズナブルかつ本格的なパスタなどの食事メニューも充実させている。
カフェに隣接したベーカリーコーナーでは、食事にもおやつにもぴったりの惣菜パンをはじめ、菓子パン、食パン、フランスパンなど、合計約50品目を品揃えする。
2つ目は中食売場を拡大し、「食べに行きたい」商品の充実を図ること。
デリカ売場を約1.5倍に拡大し、298円の「価格破壊」丼やコク・深みがありながらさっぱり感のある「極!味わい巻寿司」、魚屋の寿司約20品目などを展開する。冷凍食品売場も約1.2倍に拡大し、約300品目の冷凍食品を揃える。
3つ目は家での食事や家飲みニーズの高まりに応える商品を充実させること。
約1.7倍に拡大した焼肉用売場では、同社オリジナルの国産黒毛和牛「さつま姫牛」を中心に焼肉用肉を多数取り揃える。また、消費期限の延長が可能な包装技術を使用した商品を約50品目展開する。
また、トマトの品揃えを強化し、高糖度のアメーラトマトなど、18品目のトマトを揃える。明石市場から仕入れた新鮮な地場野菜やオーガニック野菜など、こだわりの野菜も品揃えする。
さらに、家飲みに欠かせないワインやチーズも充実させる。ワインは地元産の神戸ワイン約19品目を、チーズは本場欧州産を中心に約50品目展開する。
4つ目はより安全で便利な店内環境を整備すること。
調剤薬局の待合室を2倍以上の広さに拡大し、ソーシャルディスタンスを確保する。調剤室内の作業効率を改善し、待ち時間の短縮に努める。お客の利便性向上のため、調剤薬局は年中無休とし、決済はキャッシュレスでも可能とする。また、お客用トイレには仕上げ材としてSIAA付き製品(抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品)を使用する。
■イオンフードスタイル西神中央店
所在地/兵庫県神戸市西区糀台5-3-4
オープン日時/2020年9月1日(火) 9時
売場面積/2366坪:直営1587坪、SC779坪
営業時間/1階8時~22時、2階9時~21時、3階10時~21時