サミットnews|権太坂スクエア店(754坪・35.3億円)11/11大改装オープン
サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は11月11日(水)、神奈川県横浜市の「サミットストア権太坂スクエア店」を改装オープンする。改装は、2007年7月に開店して以来の大改装で、サミットの最新のMDを可能な限り導入する。同店の2019年度の年商は35.5億円。最新MDの導入で、さらに市場を深掘りしていく。
店舗から500m圏内は3512世帯・8277人を有し、単身世帯が25.7%とサミット平均の48.4%より大幅に少なく、ファミリー世帯の構成比が高い地域だ。そこで子育て世帯向けに、夕方以降の即食・簡便商品の品揃えを強化し、大容量の商品を強化する。また青果部門の「農家さんから直送コーナー」「フレッシュサラダ&カットフルーツ」、鮮魚部門の「煮魚・焼魚」、精肉部門の「グリルキッチン」「簡便・半調理」など新店・改装店で好評なコーナーを新規導入する。新規のサービスでは、「おためし下さい」と行政サービスの導入、配達サービスのエリア拡大、そして「案内係」を配置する。
青果売場では、店内製造の「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナーや「焼いも機」を新たに導入する。地産地消の「農家さんから直送コーナー」は12尺から16尺に拡げる。ファミリー層向けに果実・野菜ともに大容量商品の販売を強化する。
鮮魚売場では、地域で品揃えの少ない「刺身」に注力し、平日と週末とで売り込み商品を変えて拡販していく。主力鮮魚丸物は「開き」「3枚卸」「輪切り」といった商品化や、味付・ミールキットなどの半調理品の品揃えを強化する。また壁面に配置する「おさかなキッチンコーナー」内に、専用のコンベクションオーブンを導入して、店内手づくりの「煮魚・焼魚」を、夕方のピークに合わせてでき立てで提供する。
精肉売場では、「グリルキッチン」コーナーを、主通路に約9尺で新設し、時間帯に合わせて品揃えを変えて販売する。また子育て世帯向けに、生肉を使用した味付肉、生鮮素材を使用したレンジアップ商品や鍋セットなどの簡便商品を売り込んでいく。さらにまとめ買いニーズに応えるために、精肉も大容量の商品の販売を強化する。また新規にノントレイ包装機を導入し、冷凍できることや、ゴミの減量化につながることを伝えながらノントレイ商品を拡販していく。
総菜売場は什器・照明を新店仕様に変え、ゾーニングすることで、買物しやすい売場に変える。また作業場を拡張し、売場との開口部分を従来店舗より広くし、開口部分にグリドルを配置する。これによりライブ感や鮮度感を演出する。さらに夕方以降のでき立て商品の訴求、週末には大型パック商品の品揃えを増やすなど、ファミリー層の需要を取り込んでいく。
ベーカリー売場は、独立していた売場を総菜売場に隣接・移設させ、ピッツァ作業場を新設する。専用窯を売場から見える場所に配置して、好評なナポリ風ピッツァを訴求していく。またスイートドーナツを100円均一コーナー化する。冷蔵サンドイッチケースを新規導入し、店内製造のサンドイッチを拡販していく。
■サミットストア権太坂スクエア店
所在地/神奈川県横浜市保土ヶ谷区権太坂3-1-3
建物構造/地上2階建て
売場面積/2493㎡ (754坪)
バックヤード面積/1215㎡ (368坪)
延床面積/1万0344㎡(3129坪)
駐車台数/246台(うち車イス使用者用3台)
駐輪台数/221台
営業時間/9:00 ~22:00
年間休日/年1日(’21年は1/1~1/3の3日間)
年商/35億5000万円(’19年度売上実績)
店長/山本 進 (やまもと すすむ)
従業員数/117.1人 (正社員29.0人、パートタイム・アルバイト社員88.1人、 ※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算)