マルエツnews｜294坪･年商14.4億円の｢マルエツ登戸駅前店｣11/19オープン

(株)マルエツ(東京豊島区、古瀬良多社長)は11月19日(木)、神奈川県川崎市多摩区に「マルエツ登戸駅前店」を出店する。売場面積294坪で年商14億4000万円を目指す。

小田急電鉄小田原線・JR東日本南武線「登戸駅」から西側約75ｍ、徒歩１分に位置する。周辺はマンションや戸建住宅、飲食店が混在する地域で、周辺500ｍはほぼ平坦な地形になる。その500ｍ圏内には7025世帯、1万977人を有する。快速を利用すれば新宿駅に20分ほどと通勤に便利なため、世帯伸長率は102.2％（20/19年対比）と伸びている。また世帯当り平均人員は1.56人、単身世帯率は65.0％と、川崎市多摩区平均と比較しても16.3％も高い。

同店は2層店舗で、売場面積は1階が118坪、２階が176坪。上下エスカレーターでお客を誘導する。駅前ということから、駐車場はなく、3階テナントとの共有の駐輪場36台があるだけだ。つまり周辺の住民と駅利用客がメインターゲットになる。

１階は惣菜や焼き立てのベーカリー、飲料、酒、アイス、デザート、冷凍食品などの即食性、簡便性の高いカテゴリーを配置し、２階は生鮮食品や調味料、雑貨などの日常の職に必要なカテゴリーを展開する。

惣菜は青果・精肉・鮮魚の生鮮部門の素材を活用して、店内で加工・調理したメニューを品揃えする。また単身世帯が多いことから、即食性・簡便性の高い商品や食べきりサイズ、小量目商品の品揃えを強化する。フライパンで温めるだけですぐに食べられる商品やレンジアップ商品、冷凍食品では「ワンディッシュ」商品やミールキット、手間を省いたカット野菜や骨取り魚など、スーパーマーケットの最新のMDトレンドを押さえる。

同店では12月から店内買い上げ商品を最短3時間以内に配達（有料）する「らくらくクマさん宅配便」を開始する予定だ。

■マルエツ登戸駅前店
オープン日／2020年11月19日（木）
所在地／神奈川県川崎市多摩区登戸2428番地14
売場面積／972㎡（294坪、1階118坪、2階176坪）
建物構造／鉄骨鉄筋コンクリート造地上６階建（1・2階店舗、３階テナント）
店長／名峰村陽一（みねむらよういち）
従業員数／66名（８時間換算）
年商目標／14億4000万円
営業時間／9：00～25：00
駐輪場／36台（共用）