マルエツnews|体験型SMモデル「マルエツ春日駅前店」9/23オープン

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(U.S.M.H)傘下の(株)マルエツ(東京都豊島区、古瀬良多社長)は9月23日(木)、東京都文京区の都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」前に「マルエツ春日駅前店」をオープンする。

同店はU.S.M.Hが進める「体験型スーパーマーケット(SM)モデル」。顧客ニーズやマーケットの環境変化に対応したデジタル化の取り組みと、リアル店舗の強みを活かした店づくりで、「鮮度」「商品との出会い」「ストレスゼロ」「繋がり」といった4つの価値を提供していく。店舗は2層で売場面積は1階が120坪、2階が155坪。年商15億7000万円を目指す。

第1に「鮮度」の価値提供では、「旬」「新」「話題」の情報をリアルに感じる店づくりを行っていく。たとえば精肉部門では、黒毛和種ブランド牛の中で肉質等級4等級以上の「雌牛」のみに厳選した「佐賀牛」やアメリカンビーフの格付基準において「プライム」に位置するアンガス牛など、こだわりの商品をインストア加工で販売する。 青果部門では、全国の農家から直送される野菜を集積して「農家さんの直売所」コーナーとして展開する。販売当日の早朝に収穫したレタスなどの新鮮な野菜も扱う。鮮魚部門では、豊洲市場専任買付担当が毎日買い付ける新鮮で種類豊富な魚をネタにして、お造りにするほか、鮮魚寿司「魚悦」として、握り寿司や巻寿司を販売する。

第2の「商品との出会い」では、こだわりの売場と商品で“でき立て”“作りたて”が楽しめ、 東京都産・名産との出会いで地元愛を感じる店づくりを目指す。

惣菜売場では、店内で生地を伸ばし、専用窯で焼き上げた「窯焼きピッツァ」を販売する。高温で一気に焼き上げるため、水分が必要以上に蒸発せず、外はサックリ、中はもちもちの食感がある。おやつ感覚で食べられる「スイーツピッツァ」や食材にこだわった「フレッシュトマトのマルゲリータ」まで種類豊富に展開する。また、鉄板焼きメニューとして、店内で一つ一つ焼き上げた「お好み焼き」「玉子焼き」を販売する。

地元の味「江戸甘味噌」を使用した「国産豚ロース味噌漬け」、「味路庵」のきんつば、「亀屋万年堂」のふん和りなど、有名和菓子を品揃えする。

そしてこれら生鮮・惣菜売場には「ignicaサイネージ」ディスプレイを設置し、各売場で扱う旬の商品やマルエツのオリジナル商品、U.S.M.H.開発商品「eatime」を紹介する。イートインスペースではマルエツの環境保全・ 社会貢献活動などへの取り組みを紹介する。

第3に「ストレスゼロ」の価値提供では、安全安心な環境で、お客が自分好みの買物ができる売場づくりをしていく。液晶画面に抗菌・抗ウイルス仕様のシートを取り付けたセミセルフレジ、フルセルフレジを導入する。また、調理の手間を省くため、青果売場では下茹で済みの野菜や用途別カット野菜の品揃えを充実させる。精肉・鮮魚売場では、個食鍋商品を種類豊富に取り揃える。

そした第4の「繋がり」では、環境配慮や社会貢献を身近に感じ、 新しい発見と感動が得られる店づくりをしていく。

世界人口の増加による食糧需給問題への対応策として、大量の穀物を必要とする食肉に代わる代替肉を「Plant Based(プラントベース)」コーナーで展開する。精肉部門では大豆由来の食品「大豆ミート」を、ベーカリー部門では大豆ミートを使用したバーガーを、惣菜部門では肉団子風の大豆ミートを使用し、和風の甘辛ダレで味付けをした健康基軸の弁当「彩り野菜と食べる大豆ミートボール弁当」を販売する。鮮魚部門では水産資源と環境に配慮して獲られた天然の水産物(MSC認証)、環境への影響を最小限にして育てられ、地域社会にも配慮した養殖の水産物(ASC認証)の商品を取り揃える。

■マルエツ春日駅前店
所在地/東京都文京区小石川1丁目5番1号
売場面積/911㎡(275坪:1階120坪、2階155坪)
建物構造/鉄筋コンクリート造:地下2階、地上40階建(店舗は1、2階)
店長/鈴木 友春(すずき ともはる)
従業員数/63名(8時間換算)
年間売上高目標/15.7億円
営業時間/9:00~22:00
駐車場/15台(共用)
駐輪場/67台(共用)
取扱品目/青果・鮮魚・精肉・惣菜・ベーカリー・日配食品・一般食品・日用雑貨

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