サミットnews|大田中央店(東京都大田区・458坪)11/10大規模改装で刷新

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は11月10日(水)、東京都大田区の「サミットストア大田中央店」を改装オープンする。1994年11月に開店して以来の大改装となる。売場面積は458坪。

同店は地下1階・地上4階建てのビルで、1階と2階が売場、3階に生鮮3部門と寿司の作業場や店長室を設け、地下1階は駐車場となっている。1階と2階はエスカレーターで結ばれていて、都市型店舗としてサミットが確立したスタイルである。

<1階に移設した惣菜売場>

今回の改装では、什器や照明を入れ替えてイメージを一新した。旧店の惣菜売場は2階にあったが1階に移設し、同じく3階にあった惣菜作業場を1階にもってきた。1階の惣菜部門はベーカリーとともに作業場が見える売場をつくり、でき立て、焼き立て販売を行う。また即食商品を買い回りやすくして、昼食需要や仕事帰りの買物需要に対応する。

さらに新規に「案内係」を配置し、顧客に寄り添ったサービスを提供する。

2階の青果売場では、店内製造の「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナーを新設し、「焼いも機」を導入する。店内加工のメリットを活かした即食品の品揃えを増やし、ピーク時間帯のでき立て販売を強化する。支持の高い「農家さんから直送」コーナーでは、新型什器を導入して訴求力を上げる。さらに、必要量だけ欲しい顧客ニーズに対応し、少量商品・適量商品の品揃えを増やす。

鮮魚売場では、魚料理の調理時間を短縮できるよう、主力鮮魚丸物の「頭・ワタ抜き」「開き」「三枚卸し」「輪切り」などの商品の品揃えを強化し、顧客の調理の手間を省く半調理品を導入する。また「おさかなキッチンコーナー」内に専用のコンベクションオーブンを導入して、店内手づくりの煮魚や焼き魚などを、昼や夕方のピークに合わせてでき立て商品を充実させる。さらに、生鮮魚を中心に、食べ方や調理方法を積極的に提案する。

精肉売場では、売場前方の平ケースで常備に便利な冷凍品を充実させて販売する。また「大豆ミート」使用の商品や、とり肉のノントレイ商品を販売する。新設した「グリルキッチン」の専用ブースでは、時間帯によって品揃えや内容量を変化させ、生活のシーンに合わせた売場づくりをしていく。

惣菜売場は什器や照明を一新して、ベーカリー売場とゾーン展開して買い回りしやすくする。また作業場開口部に新たにグリドルと焼き鳥台を導入し、手づくり感を演出する。同店で新たに品揃えする「店内手づくりだし巻き玉子」などの温惣菜を中心に、夕方以降のでき立て商品を訴求する。

グロサリー売場では、ファミリー世帯の要望に応えられる商品を拡充するとともに、「アレルゲンフリー」商品のコーナーを新設する。

商圏の状況は、1次商圏(半径0.5km以内)で8708世帯、1万6873人と分厚い。2次商圏(半径1.0km以内)では3万5108世帯、6万6898人、3次商圏(半径1.5km以内)ならば8万1984世帯、14万8670人。

また同店では、今年7月に制定した「GO GREEN」チャレンジ宣言に取り組む。具体的には地元の学校と連携して、店舗見学や体験学習を積極的に実施するほか、環境問題への取り組みを店内で広く紹介する。

■サミットストア大田中央店
所在地/東京都大田区中央3-4-1
リニューアル/2021年11月10日(水)
建物/地下1階・地上4階建て
売場面積/1514㎡ (458坪)
バックヤード面積/714㎡ (216坪)
駐車台数/21台(うち車イス使用者用1台)
駐輪台数/61台
営業時間/9:00~22:00
年間休日/年3日
年商/17億円(’20年度売上実績)
店長/生方 修一(うぶかた しゅういち)
従業員数/64.5人正社員13.0人、パートタイム・アルバイト社員51.5人)*パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算

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