イオンモールnews|インドネシア4号店「タンジュン バラット」一部開業
イオンモール(株)(千葉県千葉市、岩村康次社長)は11月18日(木)、インドネシア共和国4号店となるショッピングモール「イオンモール タンジュン バラット」を一部先行オープンする。グランドオープンは2022年を予定している。核店舗は「イオンTanjung Barat店」。
「タンジュン バラットモール」は、ジャカルタ中心部から約15kmの南ジャカルタ区タンジュンバラットエリア内に位置する。エリア内では、土地所有者であるシナルマスランド社が、オフィス・レジデンス・サービスアパートメントなどを含む複合開発プロジェクト「Southgate」を推進しており、同モールはそのプロジェクトの基幹事業に位置づけられている。
計画地は、鉄道駅「Tanjung Barat」に直結している。付近には、ジャカルタの主要環状線の一つである高速道路「ジャカルタアウターリング道路」もあることから、交通アクセスにも恵まれ、広域からの集客も期待できる。基本商圏(車15分圏内)に約37万世帯、約125万人が居住する。
「タンジュン バラットモール」先行オープン店舗の見どころ。
•核店舗「イオン タンジュン バラッド店」(1階グランドフロア)
新たなライフスタイルを志向する感度の高い30~40代のファミリー層をメインターゲットにし、「地域一番のミールソリューションの提案」をテーマに、地域住民の食卓をトータルサポートできるスーパーマーケットを目指す。
料理を簡単につくることができる肉魚のマリネ商品やセットメニュー、冷凍食品などのレディミール約100品目に加え、近隣の産地で獲れた新鮮な生鮮食品、輸入調味料、インドネシア人の好きな菓子など日常生活に欠かせない食品2万品目を品揃えする。
オープンキッチンでライブ感あふれるデリカ売場では「日本食の大衆化」をコンセプトに、大人気の寿司をはじめ、天ぷら、唐揚げ、お好み焼き、たこ焼きなどでき立ての惣菜約300品目を展開する。また、対面方式による量り売りのインドネシア料理と日本式カレーを導入する。惣菜売場の横には気軽にその場で喫食できる座席を用意した。
•Acaraki(グランドフロア)
ショッピングモール初出店となるAcarakiは、ジャムウ(根茎、木の皮、種子などから成るインドネシア伝統の植物性医薬品)から抽出したドリンクを提供する健康志向のカフェ。ジャムウの新たな楽しみ方やライフスタイルを提案する。
•JD.ID (2フロア)
中国のECプラットフォーム企業JD.IDによる、リアルとオンラインを融合した店舗「JD.ID」が 1400㎡の規模でジャカルタエリアに初出店する。店内にはショールームも設置され、Computer(コンピューター)・Communication (通信機器)・Consumer Electronics(家電製品)など、3Cの商品を実店舗でもECでも購入することができる。
•Kidzooona(3フロア)
キッズアミューズメントKidzooonaが日本風デザインを取り入れた新フォーマットでジャカルタエリアに初出店する。ニューノーマルなライフスタイルとして、子どもを遊ばせながら、父母がテレワークできる環境を提供できるよう、広い休憩スペースを用意した。
•Stake 21(3Aフロア)
ステーキレストランStake 21が出店する。カラオケルームも完備し、パーティー需要にも対応するエンターテインメント型の業態は、ショッピングモール内店舗では初となる。
インドネシア1号店の「イオンモール BSD CITY」、2号店の「イオンモール ジャカルタガーデンシティ」、3号店の「イオンモール セントゥールシティ」と同様に顧客向けのモバイルアプリケーションを導入する。このアプリには、専門店のお買い得情報やモールのイベント情報、バウチャーの取得をはじめ、メンバーズ機能を使用したポイントの獲得、フードコートでの支払い機能、ナビゲーションサービスなどを取り入れている。
館内48カ所に設置したデジタルサイネージを使った「AEON MALL TV Channel」の放映など、館内情報をはじめ、各種プロモーション、ライブコマースなどの専門店情報やフォトスポット動画を提供する。
■イオンモール タンジュン バラット
所在地/Jl. Raya Tanjung Barat No.163, RT.12/RW.4, Tanjung Barat, Jagakarsa, 12660, Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta, Indonesia
責任者/イオンモール Tanjung Barat ゼネラルマネージャー:瀬野 幸一郎(セノ コウイチロウ)
イオン Tanjung Barat 店 店長:Agus Setyawan
核店舗/イオンTanjung Barat店(総合スーパー)
サブ核店舗/H&M(アパレル)、UNIQULO(アパレル)、JDID Electronic(家電)、Funworld(アミューズメント)、Kidzooona(アミューズメント)など。
専門店数/約180店舗
敷地面積/約5万5000㎡(1万6638坪)
延床面積/約9万7000㎡(2万9343坪)
総賃貸面積/約4万㎡(1万2100坪)
建物構造/RC造 地下3階~地上6階(モール部分)
駐車台数/約1500台
駐輪台数/約600台
開店日/11月18日
営業時間/専門店 10:00~22:00
レストラン 10:00~22:00
シネマ(平日・日曜)10:00~24:30分(金・土・祝日)翌2時まで
休業日/年中無休
従業員数/ショッピングモール全体 約1500人(イオンTanjung Barat店約200人)
基本商圏/車15分圏、約37万世帯、約125万人