マルエツnews|「マルエツプチ馬込駅前店」(119坪)3/9開設

(株)マルエツ(東京都豊島区、古瀬良多社長)は3月9日(水)、東京都大田区に「マルエツ プチ馬込駅前(まごめえきまえ)店」をオープンする。

売場面積は119坪だが、生鮮3品から惣菜、日配食品、一般食品、日用雑貨までフルラインを揃えて、年商5億8000万円を目指す。

同店は、都営地下鉄浅草線「馬込駅」の西側約100mに位置する。店舗前を都道318号線「環七通り」が東西に走り、東側を国道1号線「第二京浜」が南北に走る。店舗周辺は、マンションや戸建住宅が混在する住宅地で、北側に最大約4m程度の起伏がある。

その300m圏内には3895世帯、6467人が居住する。世帯当たり平均人員は1.66人。世帯伸長率は 2021年と2020年との対比で0.2%減となっている。世帯人員比率は、大田区と比較すると1人世帯が56.9%と5.9%高く、2人世帯は20.6%で1.8%高い。また、年齢別人口構成比は大田区と比べて、0歳~14歳が9.6%、55歳以上が31.1%とそれぞれ1.3%、2.6%低い地域になっている。

青果部門では、季節野菜や旬の野菜や果実をはじめ、使いきれる適量目商品を展開する。トマトやバナナは品数や量目、味など、種類豊富に品揃えする。鮮魚部門では刺身やお造りなどの品揃えを強化する。精肉部門では同社オリジナルの「優夢牛」「桜もち豚」「みちのく森林鶏」を提供する。

即食、簡便商品を充実させ、下茹で済みの野菜、用途別カット野菜のほか、冷凍野菜・冷凍果実、ミールキット、むきえびなど生鮮の冷凍食品も多数取り揃える。

惣菜売場では、肉のおつまみを集めた「おつまMEAT」のほか、店内で生地を伸ばし、専用窯で焼き上げた「フレッシュトマトのマルゲリータ」、季節限定の「トリュフ香るビスマルクピッツァ」、おやつ感覚で食べられる 「窯焼スイーツピッツァ」を販売する。

バルコーナーを設け、チーズや生ハムなどのおつまみ、ワインをはじめとした酒類を集合させる。

こういった小型スーパーマーケットを「エクスプレスストア」と呼ぶが、その最大の焦点となるのはオペレーションコストである。この店舗は従業員数が8時間換算で24名と発表されているし、1坪当たりの年間販売額は487万3950円だが、投資回収をどの程度に見込んでいるのか。興味あるフォーマットである。

■マルエツ プチ 馬込駅前店
所在地/東京都大田区北馬込二丁目30番2号
売場面積/393㎡(119坪)
建物構造/鉄骨造/3階建て(店舗は1階)
店長/楠 寿史(くすのき ひさし)
従業員数/24名(8時間換算)
年間売上高目標/5億8000万円
営業時間/8:00~23:00
取扱品目/青果・鮮魚・精肉・惣菜・ベーカリー・日配食品・一般食品・日用雑貨

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