マルエツnews|79坪で4.8億円目標のマルエツプチ南青山七丁目店4/22開設
(株)マルエツ(東京都豊島区、古瀬良多社長)は4月22日(金)、東京都港区に「マルエツ プチ 南青山七丁目店」をオープンする。店舗はビルの1階で、売場面積は79坪と、かなりコンパクトな都市型スーパーマーケットだ。同店ではデジタル化への取り組みや、リアル店舗の強みを活かした品揃えの都市型小型のスーパーマーケットとして、「鮮度」「商品との出会い」「ストレスゼロ」「繋がり」といった4つの価値を提供していく。
同店は、東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道駅」から南東側約700mの場所に立地する。店舗周辺はマンション、戸建て住宅が混在する住宅地で、西側には大学や高校が密集している。1次商圏と設定している半径300m圏内には5739人、3045世帯を有する。世帯伸長率は103.5%(21/20年対比)と伸びていて、世帯当り平均人員は1.88人。
「鮮度」「商品との出会い」をテーマにコンパクトな店舗ながら、さまざまな仕掛けを施す。青果売場では、多種多様なトマト、オーガニック野菜を強化。精肉売場ではオリジナルの「優夢牛」「桜もち豚」「みちのく森林鶏」商品を品揃えする。鮮魚のお造りは惣菜売場で販売する。
また生鮮商品を使った即食・簡便食品と冷凍食品を強化する。たとえば精肉惣菜の「おつまMEAT」、鮮魚惣菜の「おつなFISH」はお造り同様、惣菜売場で販売する。また一般食品では、簡便なフリーズドライ商品の品揃えを増やす。冷凍食品はオーガニックを中心とし た冷凍野菜や冷凍果実、馬刺しやホルモンといった冷凍肉など生鮮の冷凍食品を展開する。とくに鮮魚では干物、漬魚、魚卵などの冷凍加工魚やまぐろ、かんぱち、真鯛などの冷凍刺身、便利なシーフードミックスやミールキットなどを強化する。
コンパクトな店舗のため、生鮮素材の「鮮魚鮨」は近隣店舗で製造し、パンは自社工場から直送する。一方、窯焼ピッツァは店内の専用窯で焼き上げる。そして「バルコーナー」やワインセラー、クリスピー・クリーム・ドーナツを専用コーナー、豆乳デザート、コールドプレスジュースなどワンランク上の商品も揃える。
「ストレスゼロ」「繋がり」では、スマートフォン決済サービス「Scan&Go」とフルセルフレジを導入してストレスフリーな決済環境を整備する。また店舗の品揃え拡大を目的に「デジタルシェルフ」を導入する。Scan&Go会員は専用サイネージから限定販売やおとりよせメニューを注文できるなど、顧客に新たな買物体験を提供していく。
従業員18名体制で年間4億8000万円を目標にする。同店の出店でマルエツの店舗数は304店となる。
■マルエツプチ南青山七丁目店
オープン日/2022年4月22日(金)
住所/東京都港区南青山七丁目4番19号
売場面積/261㎡(79坪)
建物構造鉄筋コンクリート造/8階建(店舗は1階)
店長/神前良(かみまえりょう)
従業員数/18名(8時間換算)
年間売上高目標/4億8000万円
営業時間/9:00~22:00