静鉄ストアnews|しずてつストア菊川店で「とくし丸」5号車7/21運行開始
静岡県中部を中心にスーパーマーケット「しずてつストア」を展開する(株)静鉄ストア(静岡市葵区、森下登志美社長)は7月21日(木)、静岡県菊川市にある「しずてつストア菊川店」で移動スーパー「とくし丸」5号車を開業する。
静鉄ストアは今年6月9日にしずてつストア大岡店で1号車の運行を開始した。6月16日にはしずてつストア藤枝駅南店、6月23日にしずてつストア藤枝水守店、6月30日にはしずてつストア宮本町店、そして今回の5号車と、わずか一カ月半で5台を運行させている。
5号車は菊川市南部を中心としたエリアを運行する。
同社では1カ月半かけて、この販売エリアの需要調査を一軒一軒進めた。お客の声として「免許を返納してしまい、自分で買物に行くのが難しい」「大型化したスーパーの広い店内を歩いたり多くの商品から選んだりするのが疲れる」「商品を買うまでは良いが買った商品が重く、少しの距離でも持って帰ることがしんどい」などあり、買物に不便を感じている顧客が多いことがわかった。
実際、菊川市の高齢化率は27.8%で、県の推計によると、高齢化率は今後も上昇が続くと見込まれている。
菊川店は菊川市の「菊川市高齢者見守り事業所」に登録されていることから、移動スーパーを通じて高齢者の見守りを行っているが、移動スーパーの開始によって、訪問エリアの顧客の見守り、防犯についても取り組んでいく。