そごう・西武news|10年ぶりの改装/池袋エリアの新しい世代を集客

(株)そごう・西武(東京都千代田区、林拓二社長)は、店舗構造改革の一環として、約10年ぶりとなる西武池袋本店の改装を実施する。


<地下1階の諸国銘菓と諸国名産売場(左)と地下2階の酒売場(右)>

近年、池袋エリアでは再開発が進んでおり、2018年には40年ぶりに豊島区の人口が29万人を突破した。池袋の商圏が広域化したことで池袋への来街者が増加するなど、マーケットとしての可能性が期待されている。また、豊島区が「国際アートカルチャー都市構想」を策定するなど、文化と多様性に対応した街づくりを進めるなかで、感度の高いライフスタイルを重視する新しい世代が増加しており、店舗利用客の属性やニーズも変化してきている。

10年ぶりの改装にあたっては、リアル店舗ならではの対面コミュニケーションや、体験価値を重視する。また日々の暮らしと街をつなぐ場となることを目指す。

本年度から来年度にかけて、次世代顧客をターゲットにした食品・化粧品・プレステージ雑貨のほか、アートカルチャー都市のプログラムとの連携も視野に入れたアート領域の改装に着手する。次世代をターゲットにした売場の改装には、同世代の社員が携わるなど、リアルなニーズを反映した売場づくりを進めていく。

改装対象面積は約2900㎡(877坪)。地下1階の食品フロアでは、諸国銘菓売場「卯花墻(うのはながき)」、諸国名産売場「味小路」が2022年9月上旬に、地下2階の食品フロアでは、酒売場「酒蔵」が9月下旬にオープンする。2階では、アート雑貨売場が9月上旬、化粧品売場が10月下旬、プレステージ雑貨売場が2022年秋以降、3階ではハンドバッグ売場が10月中旬、婦人靴売場が2023年1月中旬に改装を終える予定だ。

■西武池袋本店
所在地/東京都豊島区南池袋1-28-1
店舗代表者/そごう・西武 取締役執行役員 池袋本店長 久保田 俊樹
売上高/1540億0200万円(2022年2月期)

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