東急news |超高層複合施設｢東急歌舞伎町タワー｣の主要大型テナント決定

(株)東急(東京都渋谷区、高橋和夫社長)は 8月31日(水)、(株)東急レクリエーション(東京都渋谷区、菅野信三社長)と新宿歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」に入居するテナントを発表した。

同施設は、ホテル・映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階の超高層複合施設だ。今回、1～5階に入居する店舗のうち、2～5階に出店する主要大型テナントを決定した。

2階には、新しい横丁ブームの元祖「恵比寿横丁」｢渋谷横丁」などを手掛けた(株)浜倉的商店製作所が運営する歌舞伎町の次世代エンターテインメントフードホールが出店する。

｢祭り」をテーマに食と音楽と映像が融合した全10店舗の食祭街として、日本全国の地域料理やB級グルメ、丼、麺、焼鳥、餃子、酒など「ソウルフード」が集結する。フードホール内に設置されたステージや DJブース、ミラーボール、LED、カラオケで毎晩さまざまなパフォーマンスやイベントが展開される。

3階では、バンダイナムコがアミューズメント、フード、イベントなどを組み合わせた新業態「アミューズメントコンプレックス」を展開する。POPなネオンに囲まれた空間にアミューズメントエリアや飲食エリア、イベントエリアを設け、バンダイナムコグループが取り扱うIPコンテンツを楽しみ尽くすことができる場を提供する。

4階では、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントと(株)ソニー・ミュージックソリューションズが共同で、テクノロジーとエンターテインメントを掛け合わせた、これまでにない次世代型アトラクション体験施設を提供する。世界を代表する都市「新宿」から、リアル体験とオンライン参加が融合するまったく新しいエンターテインメントを発信する。

5階には、(合同会社)新宿MILANO 05が「美と健康」をテーマにしたラグジュアリーなウェルネスエンターテインメント施設を開設する。トレーニングジムやプライベートサウナ、テラスプールなどが配置されるウェルネスゾーンに、上質な食事や酒を味わえるオープンキッチンなどを併設する。施設会員を中心とした顧客のライフスタイルに合わせたウェルビーイング体験を提供する。

■東急歌舞伎町タワー
所在地／東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番3（地名地番）
用途／ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場など
敷地面積／4603.74㎡(1393坪)
建築面積／約3600㎡(1089坪)
延床面積／約8万7400㎡(2万6439坪)
階数／地上48階、地下5階、塔屋1階
高さ／約225m
設計者／久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
外装デザイン／永山祐子建築設計
企画・プロデュース／(株)POD
施工者／清水・東急建設共同企業体
竣工／2023年1月11日（予定）
開業／2023年4月（予定）