サツドラnews|札幌大学内に西岡札大前店11/16出店/授業に販売データ提供
(株)サツドラホールディングス(札幌市東区、富山浩樹社長兼CEO)傘下の(株)サッポロドラッグストアーは、学校法人札幌大学(荒川裕生理事長)の所有する敷地内に「サツドラ西岡札大前店」を11月16日にオープンした。
サツドラホールディングスと札幌大学は2021年9月2日に包括連携協定を締結。その中で札幌大学キャリアデザインラボ(サークル)の学生とサツドラ社員で意見交換会を実施し、学生目線の商品選びや場所活用などについて話し合ってきた。その一環として店舗を開設する。
サツドラ西岡札大前店では、三つの取り組みを行う。
一つは、札幌大学が推進する新しい学びである「データサイエンスプログラム」授業で、サツドラの実際のPOS販売データを提供する予定だ。学生がリアルな消費購買データに接する学習環境を整えることで、社会のニーズに即応した人材の輩出を図っていく。また今年度からこの授業にサツドラから講師を派遣している。
二つ目は札幌大学の理念「地域共創」と、サツドラのビジョン「地域に関わるあらゆるヒト、モノ、コトをつなぎ、未来を豊かにする地域コネクティッドビジネス」を具現化するスペースを設置する。学生が中心となって「道内の魅力発信の場」や「地域と学生との交流の場」として活用していく。
三つ目は札幌大学と協力し、学生が商品の企画や販売をするなど「リアルなビジネスの現場」を学べる店舗として活用することを予定する。