ヤオコーnews|557坪・年商25億円のヤオコー松戸上本郷店11/28オープン
(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は11月28日(火)、千葉県松戸市に「ヤオコー松戸上本郷店」をオープンする。売場面積は557坪と同社の標準サイズだ。初年度年商は25億円を計画する。
店舗はJR上野東京ライン・常磐線「北松戸駅」から南東900m、新京成線「上本郷駅」「松戸新田駅」から北に700mの距離にある。市民病院の跡地に新設された松戸上本郷ショッピングセンターへの出店だ。ヤオコーとは別棟になるが、商業施設はマツモトキヨシ、セリアなどで構成される。住宅街や運動公園がある生活道路沿いに面していて、国道6号線に近いことから車での往来がしやすい立地だ。
店舗周辺は2、3 階建ての共同住宅の比率が高い。市民病院跡地ということもあり比較的成熟した商圏と言える。
店舗のレイアウトは青果と惣菜を両翼に配置した標準的なレイアウトになる。青果売場はデーツシロップとバルサミコ酢を使用したサラダを導入する。また、果物含め木熟シリーズのさらに上のグレード商品や、簡便ニーズへの対応として店内加工したザク切り野菜を精肉と関連販売する。
青果売場に隣接した花き売場は江戸時代から続く伝統農法で栽培され、コンテスト受賞歴もある川越産の花苗を品揃えする。
精肉売場は、牛肉は和牛の品揃えを強化した。豚肉は銘柄豚と専門性の高い商品、鶏肉は手ごろな価格の商品を中心とした。また、グリル用のブロック肉やグレード感ある極厚切り、汎用性のある簡便グリル素材を青果売場との連動できのこ類を関連販売をする。また、新たに冷凍売場を設け、しゃぶしゃぶ用の豚肉を品揃えする。
鮮魚売場は、まぐろ、旬の近海魚を揃える。丸物や切身など用途やシーンに合わせた品揃えをする。最も需要のあるまぐろは、休日の「ごちそう」だけでなく、平日の「おかず提案」に合わせた商品を展開する。購買頻度の高い塩鮭は、平日、休日の変化に応じ切身、漬魚といった品揃えを行う。また、即食ニーズに対応したおつまみシリーズを揃える。
惣菜売場は、定番商品の大容量パックコーナーを新設して買得価格で販売する。また、幸米ブランドに「#Happy Deli」を新たに投入する。取手付きBOX 型弁当容器で、プラスチック重量削減にも取り組む。冷惣菜では初となる店内製造で、大海老のマヨソースや野菜たっぷりポテトサラダを新ブランド「CREATIVE y´s DELI」で提案する。
寿司は、生寿司で人気のサーモンを強化する。深い赤色で美しい脂肪のラインをもった最高級のトラウトサーモンを使用し、ライスペーパーの巻き寿司を新たに販売する。ランチは巻き寿司や詰合せを手頃な価格で展開し、夕方からは、握り寿司の品揃えを増やす。お寿司屋さんのおつまみ各種も品揃えする。
インストアベーカリーは、人気のロイヤルブレッドを使い店内加工したたまごフィリングとカツを挟んだサンドイッチを展開する。また、ランチニーズとしてドックパンを展開。具となるたまごフィリングは店内で生卵から加工・調理した作りたてを販売する。
日配食品は、手軽に食べられるワンハンドタイプの練り物を充実させ、パンを素材として捉え、料理に使えるパンの品揃えを強化する。漬物はトッピングにも使える素材を提案する。健康ラインの新PB「Yes! YAOKO Happiness(ハピネス)」では、もずく酢、三杯酢、低脂肪を展開する。
ドライ食品は、生鮮売場との連動でスパイスを品揃えし、豆菓子はフレーバーナッツや、洋酒売場と連動した豆菓子を強化する。また、ノンオイルではない健康を意識した商品としてアマニ油ドレッシングと他5 品を展開する。
酒は、世界5大ウイスキーやハイボール缶などの洋酒の品揃えを強化する。ワインは直輸入ワインと他のワインを混合し、国別で括り、それぞれに味わい、価格帯ごとに選びやすい売場にしている。
松戸上本郷店の出店により、店舗数は千葉県33 店舗、埼玉県99 店舗、群馬県16店舗、東京都13店舗、神奈川県10店舗、茨城県7店舗、栃木県6店舗の計184店舗となる。
■ヤオコー松戸上本郷(まつどかみほんごう)店
所在地/千葉県松戸市上本郷4005番地の1
オープン/11月28日(火)
店長/鴨下真 (副店長 飛田雅宏)
売場面積/1841.13㎡(557坪)
延床面積/2997.82㎡(907坪)
営業時間/9:00~21:45
休業日/1月1日、1月2日、他1日
年間売上/初年度25 億円(予定)
駐車台数/182台(駐輪場238台) ※商業施設全体
従業員/正社員19名、パートナー・ヘルパー・アルバイト122名(延べ人数)
商圏人口/1km圏内3万人(1万6000世帯)、2㎞圏内12万4000人(6万4000世帯)、3㎞圏内25万3000人(12万6000世帯)