イオン九州news｜マックスバリュ陣原店11/30新設､電子棚札導入

イオン九州(株)（福岡市博多区、柴田祐司社長）は11月30日（木）、福岡県北九州市八幡西区にスーパーマーケット「マックスバリュ陣原店」を新設する。テナントはウエルシア薬局、大創産業のダイソーとTHREEPPY、クリーニング店が入る。テナント含めた総売場面積は865坪。

JR陣原駅南口に計画中の東折尾地区プロジェクトへの出店で、店舗はJR黒崎駅とJR折尾駅の中間に位置する。国道３号が近く、若松～八幡西区間を結ぶ県道が通る利便性に優れた立地だ。

陣原店は「あなたの生活をもっと便利に街のコンビニエンス・ステーション」をコンセプトにする。

チェックアウトは、現金決済レジ4台と、キャッシュレス専用レジ6台を配置する。また加工食品・日配品・日用商品売場を中心に電子棚札を導入する。電子棚札は文字や画像を自由に変更することができ、商品の特徴や説明、WAONボーナスポイントなどを詳細に表示することができる。またデジタルサイネージを導入することで、顧客により迅速でわかりやすく情報を伝達していく。

商品面では一つは、「健康」「生活」「おいしい」をテーマにした商品の品揃えを強化する。たとえば青果では「カットサラダ」や包材のままレンジで調理できる「レンジでチン簡単野菜」シリーズなどの野菜や、食材が無駄ならないキャベツやレタス、大根などの小分け包装商品を品揃えする。北九州クリーンエネルギーポートひびきで運営されている環境配慮型
農場「響灘菜園」「SGグリーンハウス」の「響灘プランツ」を展開する。

精肉ではおいしさにこだわる「トップバリュ桜島うまみ和豚」や「グリーンアイ純輝鶏」のノントレーパック商品の展開、即食・簡便ニーズに対応した冷凍肉を品揃えする。鮮魚でも、レンジアップ商材や時短調理のトップバリュ「パパッとできるお魚おかず」「パパッとできる骨取り切身」など簡便商材を強化する。

需要の伸びている冷凍食品では、地元企業の「唐十」のレデミール商品や、レンジ調理のワントレー商品として、東京駅八重洲地下街発祥の南インド料理専門店「エリックサウス」の冷凍カレーを品揃えする。

惣菜は健康サポートのために減塩、雑穀米、十八穀米を使用した弁当を展開する。加工食品はトップバリュグリーンアイオーガニックや、アレルギー配慮商品、減塩商品、ウェルネスフードを品揃えする。

酒は輸入・国産クラフトビール、フルーツ系のリキュール商品、ノンアルコールビール商品を幅広く扱う。

もう一つは「地元」商品の強化だ。味噌や醤油、菓子、酒などを揃え、地産地消を提案していく。

■マックスバリュ陣原（じんのはる）店
住所／福岡県北九州市八幡西区陣原1丁目2番17号
開店日／2023年11月30日（木）
営業時間／24時間営業・年中無休
従業員数／約50名
店長／貴島 和久（きしま かずひさ）
売場面積／2861㎡（865坪）