西友news|「千歳烏山店」「高田馬場店」1月に改装オープン/2層280坪
(株)西友(東京都武蔵野市、大久保恒夫社長)は1月18日(木)に西友千歳烏山店、1月25日(木)に西友高田馬場店をオープンする。2022年1月(千歳烏山店)、2021年11月(高田馬場店)に閉店した店舗のリフレッシュオープンとなる。
両店とも最寄り駅から徒歩4分圏内の好立地であり、「単身世帯」「20代~30代」が多いという地域特性を踏まえ、時短買い物を意識した品揃え、レイアウトとなる。
店舗1階には惣菜や飲料、冷凍食品などの即食性商品、2階は生鮮品や調味料、日用品などを中心に品揃えする。また、セルフレジの「スグレジ」を備える。店内は、快適で心地よい買い物空間を提供できるよう、内装は木目調の壁面を使用し、温かみや自然を感じられる柔らかな色合いを基調に仕上げている。
また、建物正面はガラス張りで、店内に自然光が取り込まれ、開放感を出している。
生鮮売場は2023年4月に本格開始した「食の幸」シリーズに注力している。「食の幸」とは、バイヤーが、味(美味しさ)にこだわって、生産者、産地、品種、銘柄、生産/肥育/製造方法などをもとに選定した商品を品揃えする。
青果では、産地指定・生産者指定・品種指定・生育方法にこだわった旬の商品を選定して、時期に合わせて商品を入れ替えていく。また簡便商材として、国産原料にこだわった「下ゆで野菜シリーズ」(筑前煮具材水煮・豚汁具材水煮・カレーシチュー具材水煮)を品揃えし、時短調理ニーズに対応する。
畜産では、西友指定の一貫した品質管理がされた産地・工場で生産・製造された原料であることを基準に選定している。イチオシ商品は「豪州産味わい葡萄牛」と「鹿児島県産さつま豊味豚」。葡萄牛は肉味に定評のあるアンガス種に限定し、飼料にぶどうの絞り粕を配合することで、味わい深く柔らかな肉質を特徴としている。豊味豚は肉の繊維が細かく脂がさっぱりとした口当たりが特徴の品種(バークシャー種)。
その他、手間抜き時短アイテムとして、フライパンで焼くだけでメインの一品になる、衣つきの「チキンカツレツ」「ポークカツレツ」も品揃えする。
水産では、生産者がわかり、品質に関してバイヤーが自信をもって販売できる商品を選定している。簡便商材の「魚惣菜」や「骨取り魚」、単身者向けに刺身少量盛り合わせの品揃えをする。
惣菜でも、産地指定・生産者指定・品種指定・生育方法のこだわりがある原材料を、西友独自の味付け・製造方法などで開発した「食の幸」ブランドを展開する。「旨だれ仕込みの鶏もも唐揚」「野菜の旨味が深いポテトサラダ」は北海道産男爵芋を使用し、自社の惣菜製造工場でじゃがいもを蒸すところからこだわった、西友オリジナルのポテトサラダ。
グロサリー、冷凍食品では全国の美味しい地方名産商品を手軽に買えるように、地方名産グルメを売場展開する。北海道産豚ロース肉を使用した「豚丼」や、ジューシーな味わいが特徴で数々の No.1 を獲得してきた「浜松餃子」、本場長崎の味をお鍋一つで簡単に調理でき、10 種類のたっぷり具材とサクサク香ばしい揚げ麺を使った「長崎ちゃんぽん」などを揃えた。
加工食品では商圏特性のニーズを踏まえ、レンジ調理の簡便食やインスタント麺などを強化する。また、「農家さんが食べている、本当においしいお米」と言われる味(美味しさ)にバイヤーが栽培方法・安全管理にもこだわって仕入れた希少品種「食の幸 宮城県産ササニシキ(JA いしのまき)」を展開する。酒類は飲みやすさ・価格の安さが人気のチューハイ類を充実させた。どんな食事にも合いカロリーを抑えた無糖チューハイも揃える。
■西友千歳烏山(ちとせからすやま)店
所在地/世田谷区南烏山 6-4-22
売場面積/880㎡(266坪)
駐輪台数/79台
営業時間/24時間営業
■西友高田馬場(たかだのばば)店
所在地/東京都新宿区高田馬場 3-3-8
売場面積/880㎡(266坪)
駐輪台数:26台