マルエツnews | マルエツ上井草駅前店(杉並区･262坪)5/17オープン

(株)マルエツ（東京都豊島区、本間正治社長）は5月17日(金)、東京都杉並区に「マルエツ 上井草駅前店」をオープンする。同店は2階建てで、売場面積は262坪。「鮮度」「商品との出会い」「ストレスゼロ」「繋がり」の4つの価値を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献する店づくりをする。

同店は、西武新宿線「上井草駅」北口から北に約100ｍの場所にある。店舗前には千川通りが東西に走り、西側には都道444号線が南北に走っている。店舗周辺は、戸建て、中低層マンションが立ち並ぶ住宅地だ。

500m商圏の人口は1万0901人。世帯数は5676世帯で、世帯伸長率は100.5％（23/22年対比）と伸びている。世帯人員比率は、単身世帯が51.5％（杉並区と比較して7.1％低い）、2人世帯が21.4％（１％高い）、3人世帯が14.1％（2.6％高い）、4人以上世帯が13.0％（3.5％高い）と、杉並区全体と比較するとファミリー世帯が多い地域だ。

上井草駅前店の青果では、東久留米市、小平市産をはじめとした東京都産の地元野菜を販売する「農家さんの直売所」コーナーの設置や、オーガニック商品を販売する。また、トマト、ミニトマトを幅広くラインアップするほか、レンジアップで簡単に調理ができる簡便野菜を展開する。

鮮魚では、まぐろやサーモン、刺身（お造り、盛り合わせ）の品揃えを強化する。新商品として「野菜と食べるかつおたたき」を販売する。また、「あんきもポン酢」などの「お魚屋さんのおつまみ」や、温めるだけで本格的な味が楽しめる煮魚・焼魚「膳彩」を展開する。

精肉では、オリジナル「優夢牛」「桜もち豚」「みちのく森林鶏」の品揃えに加え、味付肉をコーナー展開する。また、ローストビーフなどの「お肉屋さんのオードブル」や国産鶏を使用した焼鳥など、レンジで簡単に調理できる「おつまMEAT」を品揃えする。

惣菜では、自社センターで素材からとった出汁を使用した「自社製出汁と3種醤油の鶏唐揚げ」や「出汁がじゅわっと溢れだす玉子焼」を販売する。またお米鑑定士が選定した、冷めてもおいしいミルキークイーンを使用した「手作りおにぎり」等を販売する。

日配食品では、トレー入りの弁当などの冷凍食品や、パックのままレンジで温めるだけで簡 単に食べられる「チルドレディーミール」を多数揃える。また、「クリスピークリームドーナツ」や「太っちょマカロン」といった話題のスイーツを展開する。ワインに合うおつまみ商品として神戸のおつまみ専門店「伍魚福」の商品を品揃えする。

加工食品では、Ｚ世代を意識した商品として、トップバリュから「トキメクおやつ部」シリーズや、アルコールでもソフトドリンクでもない新感覚ドリンク「クラフテル BAR-ish（バーリッシュ）」を導入する。また生活用品では、100円ショップ「DAISO」コーナーを導入する。

また同店のコンセプトである「サステナブル」な商品として、PB「maruetsu365」の食品や日用品を各売場で展開する。精肉では、マルエツオリジナルの「みちのく森林鶏」で新たに、機能性表示食品のむね肉とささみを環境に配慮したノントレーパックで販売する。さらにUSMHグループのPB「グリーングロワーズ」から自社工場の密閉された衛生的な栽培棚で、科学的に制御され育った、洗わずに食べられるレタスを販売する。

サービス面では、スマートフォン決済サービス「Scan＆Go」やフルセルフレジを導入する。また購入商品を3時間以内に配送する「らくらくクマさん宅配便」を有料で利用できる。さらに同店で扱う約3000品目を「Uber Eats」で注文できる。注文後は平均30分程度で届けられる。

店舗のハード面では、「Well-being Journey（ウェルビーイング・ジャーニー）」をコンセプトに外装・内装・店内サインなど店舗全体で統一感のあるデザインを施す。

また青果売場ではFSC®（森林管理協議会）認証を取得した木材を使用した什器を導入する。

同店のオープンによって、マルエツは東京都150店、埼玉県55店、千葉県49店、神奈川県49店、茨城県1店、栃木県1店の計305店舗を展開する。

■マルエツ 上井草駅前（かみいぐさえきまえ）店
所在地／東京都杉並区井草五丁目５番２０号
オープン／2024年5月17日(金)
建物構造／重量鉄骨造、２階建て
売場面積／866㎡ (262坪）
駐車場／24台（提携）
駐輪場／65台
営業時間／9：00～22：00
年間売上高目標／11億6000万円
店長／横山 敦（よこやま あつし）
従業員数／41名（8時間換算）
取扱品目／青果・鮮魚・精肉・惣菜・日配食品・一般食品・日用雑貨