イオンnews|6/14「イオン大田店」改装オープン/高齢化進む地域への対応深化

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は6月14日(金)、「イオン大田店」をリニューアルオー プンした。

旧大田店は 2000年10月31日、「イオンタウン大田」の核店舗「ジャスコ大田店」としてオ ープン、営業してきた。今回のリニューアルでは地域のライフスタイルの変化に対応するため、売場を全面的に見直した。

島根県大田市は、人口約3万2800人、約1万3300世帯が居住しており、 2028年推計人口約2万9800人に減少が予測されている地域。居住者は、50歳以上の人口構成が約60%、中でも70歳以上の人口構成が約32%と全国平均より10%以上高く、 共働き世帯が全国平均より少ない。 こうした地域特性を踏まえ、リニューアルでは新たな需要を取り込むため、最新の 売場や商品、買物体験を展開する。

野菜・果物売場では、産直売場を拡大し、大田市特産のアスパラガス、アムスメロン、デラウェアなどを揃える。JAしまね石見銀山地区本部との協力で、大田市産の米や生そばなどの加工品を展開し、「イオン大田店 地場産品」コーナーを新設する。

 

鮮魚売場では、地場鮮魚を中心とした対面販売を行う。魚総菜売場「魚魚炎(ととえん)」を新規で開設し、地元「大田市 産真あなご」の原料を使用した天ぷら や、山陰沖で獲れたのどぐろ、あじを原料とした唐揚げ、焼魚、煮魚などを販売する。魚屋の鮨コーナーでは、山陰境港産 紅ズワイガニのにぎり鮨や海鮮丼を新規で展開する。

精肉売場では、隠岐牛や石見ポークなどの地元ブランド肉を新規に品揃えするまた、子育てファミリー向けに豚肉や鶏肉のジャンボパックの コーナーや、トップバリュ グリーンアイナチュラル「タスマニアビーフ」のステーキコーナ ーを常設展開するほか、すべて4等級以上でイオンが厳しく選定し、国内指定農場で育った黒毛和牛「トップバリュ 匠和牛」の希少部位をコーナー化する。

冷凍食品では、保存に便利なペット用の冷凍食品まで、約1200品目以上を取り揃えます。フローズンスイーツコーナ ーを新規で展開する。惣菜売場は新規品揃えとして、地元大田産あなごを使用した穴子天重、寿司コーナーでは、地元郷土料理寿司の角寿司を展開する。

アジアンコスメやヒロインメイクなど、Z世代の間で人気のメイクブランドを展開するほか、トレンドのコスメ「Sokko ソッコー beauty」の販売を開始する。ペット需要に対応して、健康に配慮したフードや国産プレミアムフード、グレインフリーフードなどの高品質なフード、ペット家具を品揃えする。

アパレルではデイリーカジュアルを拡大し、イオンリテールの新衣料品SPAブ ランド「TVC」を展開する。エシカルで人気の高いブランド「SELF+SERVICE(セルフサービス)」では、「お出かけ」や「ハレの日」に対応した個性的でエッジの利いたファッション 性の高い商品を中心に展開する「セルフサービス EXPAND」 を新規導入する。また、住関連のプライベートブランド「HÓME CÓORDY(ホームコーディ)」では従来の品種ごとの売場から、使用シーンや用途による売場構成に変更して、コーディネート提案を充実させる。また、テーブルウェア売場では、料理の便利グッズなど、“タイパ”“コスパ”“スぺパ”をかなえる家事ラク商品を拡大する。
■イオン大田店
所在地/島根県大田市長久町土江97
リニューアル日/6月14日(金)
売場面積/約9000㎡(2723坪)
店長/樋口大介
営業時間/食品 7:00~22:00、食品以外 9:00~22:00、専門店 10:00~21:00
休業日/年中無休

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