セブン&アイnews|米国でセブン新フォーマットの展開強化/3年で日販3割増

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は米国セブン-イレブン店舗について、新フォーマットへの転換を進めることを明らかにした。

 

現在、海外コンビニにおいて、米国含む北米地域は2023年末時点で1万3229店舖、売上高約4兆2560億円の規模。リワードプログラム会員数 は9700万人となっている。新フォーマット店舗は「新標準店舗」と呼ばれている。米国セブン-イレブンでは、従来型の限られた食品・飲料の小型店舗から、フレッシュフードを強調し、店舗デザインを刷新した「エボリューション・ストア」と名付けた店舗で実験を進めていた。実験を経て、「新標準店舗」へと発展させた。売場の大型化、ファストフード重視に対応した設備、広い敷地にガソリンスタンドを併設した店舗となっている。

デジタル技術を活かしたパーソナル販促、デリバリーサービスである7NOWの装備などフリクションレスな買物環境となっていて、既存店の標準日販5572ドルに対し、新標準店舗は初年度6308ドルの13%増、3年目経過店舗では8219ドルとさらに30%の日販増の成果を挙げている。

新標準店舗は2024年度予測では115店舗となる。2025年~2027年の間にさらに500店舗の新店舗出店を計画している。

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