コープさっぽろnews|「のっぽろ店(607坪)」6/20リニューアルオープン
生活協同組合コープさっぽろ(札幌市西区、大見英明理事長)は6月20日(金)、「コープさっぽろ のっぽろ店」をリニューアルオープンする。売場面積は607坪。コープさっぽろとして109店舗目となる。
出店する江別市は、札幌市と比較して50歳以上の人口割合が高く、特に60歳以上の構成比が高いエリアだ。一方、市による子育て支援の取り組みでファミリー世帯も多く、今後も増加が見込まれている。また、20〜24歳の学生層も一定数存在していることから、同店舗では多世代に利用しやすい売場づくりを目指す。
青果売場では即食ニーズに応える大惣菜の強化で、カットフルーツは平日と週末で売場を変化させて展開する。即食・簡弁サラダを強化するほか、季節感ある商品やレンジアップ商品も導入する。果物はばら売りを強化し、「ご近所やさい」に生産者限定コーナーを設けて、生産者考案のレシピも配布する。
食肉売場では「少量から大容量」まで、冷凍低価格品を含めた品揃えを強化する。若年層に人気の「切り落とし」「輸入豚」「輸入鶏」や、即食や味付け商品も強化する。またコープさっぽろ農業賞を受賞した大野ファームの平取和牛を展開する。大惣菜では、中華カテゴリーを新たに導入するほか、すぐ使える一品商品を取り揃える。
水産は骨取り済みの魚を揃えた簡便コーナーを設置し、若年層から高齢者、乳幼児のいる家庭まで幅広く対応する。お造りは単品・切落しを充実させるほか、魚河岸盛りや旬のネタに特化した商品を強化する。巻寿司や丼など低単価の寿司類も設け、子育て・共働き世帯の夕食需要に対応する。
デリカ売場では、フライドチキンやポテト、ナゲットなどホットスナックをカップタイプで提供する。蒸している様子が見えるスチームスナックでは肉まんや黒糖まんじゅうなどを展開。1個から選べるバイキングコーナーは16種類を展開し、美瑛の高級食パンと同じ生地を使ったこっぺぱんのシリーズも新登場する。
日用品は、ヤングファミリー層への対応を強化し、未就学児〜小学校低学年の子ども向け商品を展開する専用売場を新たに導入する。また、ベビーオムツやベビー用品、ベビーフードは売場を確保し品揃えを強化する。
共働き世帯の増加に対応するため「トドックキッズクラブ」を2025年4月に開所。食や体験を通じた学びや遊びを提供する。現在、旧野幌店で運営しており、新施設の開所は11月頃を予定している。
そのほか、誰でも利用できるコミュニティひろば「トドックステーションのっぽろ店」を併設し、授乳室やキッチンも設ける。
■コープさっぽろ のっぽろ店
所在地/北海道江別市野幌松並町38番1
営業時間/9:00~21:45
駐車台数/300台(施設共有駐車場)
売場面積/607坪