サミットニュース｜3月29日(水)に王子桜田通り店をオープン

3月29日（水）、サミット(株)が「サミットストア王子桜田通り店」を開店する。場所は、東京都北区で、同区内では3店舗目なる。

サミット全体では、東京都80店舗、神奈川県14店舗、埼玉県14店舗、千葉県4店舗の112店舗体制となる。

王子桜田通り店の西0.7㎞に王子店、北1.4㎞に滝野川紅葉橋店があり、この3店舗によって北区南西部から板橋区にかけての三角ドミナントを形成する。

同店は王子神谷駅（南北線）から徒歩5分、JR東十条駅（JR景品東北線）から徒歩7分の住宅立地。
足元に2220戸の王子5丁目団地がある。500m商圏の人口は1万8526人。サミット平均の1万1927人を大きく上回る。また、隣地に985戸のマンション計画があるため、入居が終了すると、さらに集客が期待できる。

同店の単身世帯比率は50.7％である。サミット全店平均の47.3％や東京都平均の45.8％、さらに近隣の王子店の42.1％よりも高くなっている。一方、60歳以上の人口は30.8％とサミット平均の27.5％よりも高い。このため、シニア向けの少量・適量商品の品揃えや、即食系商品の売場を充実させる。

青果売場では、「農家さん直送」コーナーを、通路中央の柱周りにレイアウトし、訴求力を高める。適量・少量商品は単身世帯が多いという地域特性に合わせて、夜間も品揃えする。

鮮魚売場では､売場中央の平ケースに｢まぐろ｣｢刺身｣｢冊｣などを一カ所にまとめる。惣菜部門の「寿司」は刺身・柵コーナーに隣接させ、即食メニューとしての買いやすさ、選びやすさを図る。店内加工の「煮魚・焼魚」は、王子店でも構成比が高いことから、売場を拡大して展開する。

精肉売場は、店内で販売している精肉を使って店内調理して提供する「グリルキッチン」を新設する。周辺にホルモン焼き屋が多いことから、同店でもホルモンコーナーを設置する。またサミットの主力商品でもある「オーガニックラム」の導入で、周辺の店舗にはない魅力を打ち出す。

惣菜売場では、店舗で販売している鮮度のいい原料を使用した「アヒージョ」や「ガーリックシュリンプ」などの洋風惣菜を強化する。フライオイルはコレステロールゼロでビタミンEを含んだベジオイルを利用してシニア層に対応。適量・少量商品の品揃えを充実させる。

ベーカリー売場では、惣菜で販売しているメンチやコロッケを使ったサンドイッチを新規導入する。「私の喫茶室」は名称を「サミcafe」に変更。青果の果物を使用した「フレッシュジュース」の販売を新しく導入する。

「おためし下さい」の設置、専任の「案内係」の配置やサービスをさらに向上させ、居心地のいい空間を提供する。

初年度の年商目標は19億円。

■サミット王子桜田通り店概要
所在地／東京都北区王子5丁目1-40
建物／地上3階建て
売場／1階・2階
延床面積／8027㎡（2428坪）
売場面積／1462㎡（442坪）
駐車台数／107台
営業時間／9時～23時（3月29日～3月31日の間は10時開店）
店長／君和田貴信
従業員数／78.4人（社員22.5人、パートアルバイト55.9人）

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