セブン&アイnews|プライムツリー赤池(愛知県日進市)はAI導入&フード強化

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、愛知県日進市「赤池」駅至近に、ショッピングモール「PRIMETREE AKAIKE(プライムツリー赤池)」を2017年11月下旬にオープンする。

すでに4月19日付の流通スーパーニュースで報じているが、約180店舗の専門店を揃え、キッズエリアや10スクリーン、約1700席の映画館「TOHOシネマズ赤池」を配置する。

そのプライムツリー赤池の詳細が少しずつ明らかになってきた。

一つは今話題のAIの活用。国内商業施設で初導入となる人体型ロボット「アクトロイド」インフォメーションを導入する。(株)ココロ制作のリアル感のある人体型ロボットに、(株)ティファナ・ドットコムの高度な人工知能AI会話型システム「KIZUNA(絆)」を連携させた。より精度の高い会話ができ、実用性の高いインフォメーションとリアルな案内業務ができるという。訪日客にも対応できる4カ国語機能も備えている。

また「AI」による無人インフォメーションカウンターも導入する。デジタルサイネージでナビゲーションする。

核店舗はイトーヨーカドー赤池店で、有名店の新店舗や期間限定出店を誘致して「フードホール」として食の楽しみを提供する。全国各地の有名店や地元の人気店が多数出店するほか、「FOOD CAMP(フードキャンプ)」と称して、キャラバン(フードコンテナや、屋台などをイメージした移動販売集団)がテイクアウトフードを販売する仕掛けもある。
またイトーヨーカドーでは、肉売場の対面コーナーに「ミートコンシェルジュ」を配置してメニュー提案を実施するなど、モノとコトの触れ合いの場を設けていく。約100席のイートインスペースを設置、「ネットスーパー」も展開する。

イトーヨーカ堂にとっては久々の大型プロジェクト。Huge(巨大)SCの核はフード。これが世界のトレンドだ。プライムツリー赤池はフードを強化しつつ、もう一つのトレンドであるAIを活用する施設になる。
■プライムツリー赤池概要
正式名称/PRIMETREE AKAIKE(プライムツリー赤池)
所在地/日進赤池箕ノ手土地区画整理事業地内11街区(地下鉄鶴舞線・名鉄豊田線「赤池駅」から徒歩4分)
グランドオープン/2017年11月下旬
事業者/(株)イトーヨーカ堂 (株)セブン&アイ・クリエイトリンク(セブン&アイ・ホールディングス傘下のデベロッパー会社)
敷地面積/約4万4700㎡
店舗面積/約4万3600㎡
建物構造/店舗:1F~4F  駐車場:B1F、4F、RF、立体駐車場
店舗数/約180店舗

検索ワード:プライムツリー赤池 イトーヨーカドー AI アクトロイド

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