西鉄news|福岡駅直結「ソラリアステージビル」モノ・コト重視で2階・6階を刷新
西日本鉄道(株)(福岡市中央区、倉富純男社長)は、「ソラリアステージビル」(福岡市天神)の2階、6階の大規模改装を実施する。同ビルは1999年に開業し、大型雑貨店や生鮮・惣菜が揃うスーパーマーケット、レストラン街などが集積した商業施設である。
ソラリアステージビルと直結する西鉄福岡(天神)駅は、1日約13万人が利用する。西鉄天神高速バスターミナルとともに、「天神の玄関口」として重要な役割を担っている。
ソラリアステージビルは地下2階・地上6階建て。延床面積は4万0906㎡(約1万2395坪)。フロア構成は、地下2階がレストラン、地下1階がスーパーマーケット、1階がファッション、雑貨、コスメ、2階が西鉄福岡(天神)駅北口改札外コンコース、中3階から5階は、雑貨、書店、カフェ等、そして6階は西鉄ホールとなっている。
今回の改装ポイントは大きく分けて2つ。
第1に、2階の西鉄鉄道(天神)駅北口改札外コンコースを一新する。
第2に、6階に新たな情報発信地として、多目的空間を新設する。
天神駅北口改札外コンコースは、コンセプトワードを“LIVE!”とし、「Life、Information、Various、Entertainment」という4つのテーマに分け、これに沿った食物販店舗や飲食店、雑貨店等20店舗を配置する。商業スペースを約240坪から約360坪へと約1.5倍に拡大し、既存店舗もリニューアルする。日常から最新のトレンドまで多様なモノ・コトを発信する。さらに、デジタルサイネージを既存の柱部分に加え、壁面にも10面設置する。柱と壁面を連動させることで、空間演出によるにぎわいを創出する。
6階のリニューアルでは、多目的空間として13室のレンタルスペースとラウンジを新設する。駅およびバスターミナルへ直結していることや九州最大の繁華街の中心地という強みを活かし、さまざまな人が集える場を提供する。西鉄ホールと一体的に活用することで、エンターテイメント性の高い趣味や娯楽などのコンテンツを展開していく。
リニューアル投資は約12億円。多目的空間の新設は2017年10月に着工し、同年冬に竣工予定。西鉄福岡(天神)駅北口改札外コンコースのリニューアルは、2017年冬に着工し、2018年秋に竣工予定だ。
■ソラリアステージビル概要
所在地/福岡県福岡市中央区天神2-11-3
延床面積/4万0906㎡(約1万2395坪)
フロア構成/地下1階:味のタウン(レストラン)
地下2階:レガネット天神店(スーパーマーケット)、食物販等
1階:ファッション、雑貨、コスメ
2階:西鉄福岡(天神)駅北口改札外コンコース
中3階~5階:雑貨館インキューブ、書店、カフェ等
6階:西鉄ホール
検索ワード:西鉄 福岡市 ソラリアステージビル 改装