イオンタウンnews|ザ・ビッグエクストラ核店舗の「イオンタウン本巣」開業
イオンタウン(株)(千葉県千葉市、大門淳社長)は2017年12月9日(土)、岐阜県本巣市に「イオンタウン本巣」を開店する。今回は第1期のオープンで、ディスカウントストア「ザ・ビッグエクストラ本巣店」を核店舗に、専門店17店舗で構成する。
岐阜県本巣市は、2004年に本巣町、真正町、糸賀町、根尾村が合併して誕生した市で、人口約3万5000人。イオンタウン本巣は岐阜県道53号関ケ原線沿いに立地する。西側1.5㎞には東海環状自動車道大野神戸ICの開通が予定されていて、今後交通アクセスが整備されることで、沿線地域の発展が予想される。
商圏人口は、車15分圏内を設定している。その数なんと約8万8100世帯、約24万9100人。3万5000人の本巣市以外からの集客を大きく見込む。
コンセプトは「日常性と癒しのあふれるショッピングセンター」。第1期は、敷地面積約5万3000㎡、延床面積約1万1500㎡、総賃貸面積約1万0380㎡。「ザ・ビッグ」はイオングループが全国で約200店舗展開するディスカウントストアだが、今回はイオンビック(株)が開発・運営する。同社では27店舗目、岐阜県では6店舗目の出店となる。「エブリディ・ロー・プライス」を謳い、「トップバリュベストプライス」のコンペティティブブランドを品揃えの中心に置く。
第2期では、集客力を高めるために、温浴施設を始め、カフェやバラエティに富んだ飲食店などの出店が予定されている。
最終的には敷地面積約7万0300㎡、延床面積約1万6100㎡、総賃貸面積1万5200㎡となり、専門店28店舗が揃う計画だ。
本来、ザ・ビッグを核店舗に据えたショッピングセンターは、アメリカでいうパワーセンターにならねばつじつまが合わない。パワーセンターとはディスカウントフォーマットばかり集めた商業集積だ。それができるか否かが、このイオンタウンの評価を決めることになる。
またイオンタウンは地域の安全な生活を支え、災害時においても、地域を支えるライフライン、社会的インフラとなることをポリシーとしている。本巣店では、次の3点に取り組む。
(1)本巣市との防災協定。
(2)AED(自動体外式除細動器)の店舗内への設置と講習済みスタッフを配置。
(3)ハートゲートの店舗内への設置
パワーセンターといっても、地域のコミュニティであることに変わりはない。
■イオンタウン本巣(もとす)第1期概要
所在地/岐阜県本巣市政田字下西浦1986番地
責任者/SC全体:中部事業部 東海運営部 中京エリアマネジャー 岸本通正
核店舗:細井砂男店長
敷地面積/約5万3000㎡
延床面積/約1万1500㎡
総賃貸面積/約1万0380㎡
駐車台数/613台
駐輪台数/280台
専門店数/17店舗(核店舗を含む)
イオングループ2店舗、岐阜県企業5店舗、本巣初出店9店舗
構造/鉄骨平屋建て
SC形状/オープンモール
従業員数/SC全体約350人(内核店舗約180人)
検索ワード:イオンタウン 本巣市 ビッグ・エクストラ