髙島屋news|2.6㏊日本橋二丁目地区市街地再開発のビル名称決定

(株)髙島屋(大阪市中央区、大木茂社長)が参加する「日本橋二丁目地区市街地再開発組合」は、A街区の建物名称を「太陽生命日本橋ビル」、C街区の建物名称を「日本橋高島屋三井ビルディング」に決定した。


この事業は、重要文化財である髙島屋日本橋店を事業の核と位置付けて保存活用し、日本橋の伝統と文化を受け継ぎながら、日本橋全体のさらなる賑わいの形成に大きく寄与するプロジェクト。再開発組合は、三井不動産(株)、太陽生命保険(株)、帝国繊維(株)などで構成される。

約2.6haの計画地に建設される大規模複合ビル2棟は、髙島屋日本橋店を中心とした新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C.」とオフィスが一体となった商業施設となる。延床面積は約28万6475㎡の大規模開発だ。3街区をつなぐ路面店舗も統一して整備され、魅力と活気にあふれた街づくりを目指している。

また道路上空には地域の象徴となる「大屋根」が設置され、防災時の帰宅困難者の受け入れスペースとして防災機能向上にも寄与していく。

日本橋髙島屋といえば、その重厚感ある外観が印象的な日本橋のランドマーク的存在である。百貨店の建物が重要文化財となったのは、日本橋髙島屋が初めてだ。東京都都市整備局が「日本橋二丁目地区市街地再開発組合」の設立を認可した際も、その事業効果において髙島屋という固有名詞を出して、「重要文化財である高島屋東京店を活用し、日本橋地域を活性化する文化・観光・交流施設を整備する。」と記載している。

■日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業概要
(1)事業名称 日本橋二丁目第一種市街地再開発事業
(2)施行者 日本橋二丁目地区市街地再開発組合
(3)組合員 昭光通商(株)、(株)高島屋、太陽生命保険(株)、帝国繊維(株)、ヒューリック(株)、(株)丸の内よろず、三井不動産(株)、(株)山本山、ほか個人地権者10名
(4)所在地 東京都中央区日本橋二丁目内
(5)区域面積 約2.6ha、延べ床面積:約28万6475㎡
(6)設計 日本設計・プランテック設計共同体
(7)外装デザイン Skidmore、Owings & Merrill LLP(SOM)、ガリレアデザイン日本設計

検索ワード:髙島屋 日本橋 再開発

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