東急news|「109メンズ」館から「MAGNET by SHIBUYA 109」へ今春改装
東京急行電鉄(株)(東京都渋谷区、野本弘文社長)と、その100%子会社である(株)SHIBUYA 109 エンタテイメント(東京都渋谷区、木村知郎社長)は、2018年春からファッションビル「109 MEN’S」を「MAGNET by SHIBUYA 109」へと大規模リニューアルする。2019年春までに各フロアを順次改装していく。
東急電鉄は、世界を牽引する新しいビジネスやカルチャーを発信するステージとして、「エンタテイメントシティ SHIBUYA」の実現を推進している。この施設もその一環である。
リニューアルに当たっては、「シブヤのシゲキ。渋谷カルチャーの復権」を新たなコンセプトとして掲げ、食や音楽、アートなどのエンターテイメント性の高いコンテンツを導入する。ターゲットは、これまでの10代~20代を中心としたヤングメンズから、20歳前後の男女を中心とした国内外からの来街者へと変更する。
名称は「MAGNET by SHIBUYA 109」。「SHIBUYA109の磁力によって人やモノ・情報を引き寄せる」という意味が込められている。
ロゴは、(株)ユナイテッドラウンジの鈴木利幸氏と廣田順氏がデザインした。MAGNETの文字の上のマークは、渋谷のシンボルの一つでもあるスクランブル交差点を表している。ロゴ外枠の形状は MAGNETのMを、配色は磁石のS極を表す青とN極を表す赤をイメージした。
1~6階は、メンズにこだわらないアパレル、雑貨、カフェなどを備えたフロアに大きく変える。
7階のコンセプトは「シゲキの融合」。これまではメンズアパレルを中心に展開していたが、「食す」「聴かせる」「映える・魅せる」ためのコンテンツを集め、それらを融合させることで、ここだけにしかない、新しい体験価値を提供する空間をつくり出す。また、ターゲットとなる「新しい世代」が何かに出会うことができ、一体感を育む場所として「まずは行こう」と思えるような演出を行う。
屋上のコンセプトは「シゲキの開放」。これまでスタジオとしてのみ使用していた屋上フロアを、若手アーティストやクリエイターの情報発信や、コミュニケーションが行える約550㎡のスペースとして整備する。
■「109MEN’S」施設概要(2017年12月末現在)
所在地/東京都渋谷区神南1-23-10
開業日/1987年10月(全館109 MEN’S化は2011年3月)
売場面積/3424㎡
店舗数/47店舗
所有/東京急行電鉄(株)
運営会社/(株)SHIBUYA109エンタテイメント
リニューアル時期/2018年春~2019年春(予定)
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