イオンnews|全国初/北海道・路線バスでの「WAON」決済サービス開始

イオン北海道㈱(札幌市白石区、星野三郎社長)とマックスバリュ北海道㈱(札幌市中央区、出戸信成社長)は、5月21日(月)から十勝バス、くしろバスの定額運賃路線において、電子マネー「WAON」での運賃決済サービスの実証実験を開始する。 多区間の運賃路線においても順次、サービスを拡大していく予定だ。

多区間運賃路線とは、バスの路線を区間ごとに区切って、区間をまたぐごとに運賃が加算される制度。交通系 ICカード以外の、電子マネーによる多区間運賃決済は、全国初の取り組みで、十勝バス、くしろバス、阿寒バスでも、電子マネー決済サービスは初めての導入である。

この路線バスでの「WAON」決済サービスは、イオンが進める「地域エコシステム」の一環。地域の重要な移動手段としてのバス路線の活性化を図ることを目的としているが、公共交通機関での来店を促進することにもつなげようという狙いがある。

同サービスは「十勝バス」の西地区コミュニティ路線、「くしろバス」のたくぼく循環線で5月21日(月)から開始される。なお、「阿寒バス」でのサービスは今秋からの予定。

「WAON」は、あらかじめチャージ(入金)して利用する電子マネー。200円(税込み)買物するごとに1WAONポイントが貯まり、貯まったポイントはWAONにチャージして次回の買物から利用できる。累計発行枚数は約7010万枚(2018年3月末時点)。全国で38万7000カ所、道内でも約7000カ所(2018年3月末時点)で利用できる。

また、「WAON」には、利用金額の一部をイオンが自治体などに寄付して地域経済の活性化や環境保全、観光振興などに役立てる「ご当地WAON」がある。北海道では、7種類の「ご当地WAON」を発行している。

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