J.フロントnews|ヘルシーメニューで発展途上国の子どもに給食プレゼント

J.フロントリテイング(株)(東京都中央区、山本良一社長)グループは5月16日(水)~6月26日(火)、大丸・ 松坂屋11店舗で、発展途上国の子どもたちに学校給食をプレゼントするための「2018年初夏のTABLE FOR TWOフェア」を実施する。

特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」(TFT)は、世界の食料問題解決に取り組む日本発の団体。現在、世界人口約70億人のうち、約10億人が飢餓や栄養失調で苦しむ一方、20億人近くが食べ過ぎによる肥満状態にあると言われている。TFTでは、この深刻な食の不均衡を解消するため、飽食が問題となっている先進国で、寄付金付きのヘルシーメニューを販売し、その寄付金で飢餓問題を抱える発展途上国に学校給食を届けるという取り組みを続けている。

同社と(株)J.フロントフーズはその趣旨に賛同して、「2018年初夏の TABLE FOR TWOフェア」を実施し、TFTの活動を支援する。

ヘルシーメニューとは、TFTが定めるの3つの基準のいずれかを満たすもの。
①生活習慣病やメタボリックシンドロームの改善に役立つようなヘルシー素材を使用し、カロリーダウンの工夫をしていること。定食メニュー1食当たり730kcal (680~800kcal) 程度。
②食料問題の改善に結びつくような素材を使用し、カロリーダウンの工夫をしていること。
③日本人に不足しがちな栄養素を補うような素材を使用し、カロリーダウンの工夫をしていること。

J.フロントフーズはTFTを支援する大学生連合と連携して、ヘルシーメニューを開発した。そのメニューを大丸・ 松坂屋店舗のJ.フロントフーズが運営するレストラン、カフェを中心に28店舗で提供する。

<ヘルシーメニューの一例>

メニュー価格には、発展途上国の学校給食1食分に相当する20円の寄付金が含まれている。寄付金は、給食の原材料費、給食運営の指導トレーニング費、調理器具の購入など、給食事業の運営費に活用される。

また、期間中、ヘルシーメニューを提供していないレストラン・カフェにも募金箱を設置して、TFT の活動への理解促進を図る。

同社では、2013年から「TABLE FOR TWOフェア」を開催していて、昨2017年(初夏・秋)は、給食11万7600食に相当する寄付金が集まった。

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