イオンモールnews|インドネシア最大手ゴジェックと協業/スマホ決済・食品宅配

イオンモール(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、インドネシアで、GOJEK(ゴジェック)との協業を開始する。

ゴジェックは2010年にオートバイの配送サービス事業からスタートしたインドネシアにおける配車サービス最大手企業だ。現在は、アプリケーションを活用して、電子マネー事業の「GO-PAY」、フード配送サービスの「GO-FOOD」などを展開する。つまり輸送から、物流、モバイル決済、食品配送などまでの幅広いサービスを提供するオンデマンドモバイルプラットフォームとして急成長している。

インドネシアにおけるゴジェックのアプリダウンロード数は累計1億件を超え、ゴジェックのアプリ上での取引のうちの半数が電子マネーGO-PAYによる。現在、インドネシアでは144都市・県で事業を展開し、100万人のドライバーと提携している。また、2018年度からはベトナムとシンガポールでも事業を展開していて、今後はタイやフィリピンへの進出も予定されている。

両社は協業の第1弾として、イオンモールの現地のイオンモールBSD CITY、イオンモールJakarta Garden Cityの2施設で、GO-PAYを活用した共同プロモーションやフードフェスティバルを開催する。

GO-PAYプロモーションでは、ショッピングモールの飲食専門店を中心に、GO-PAY決済を導入し、プロモーション期間中に、利用客へのキャッシュバックや「Buy1 Get1」などの販促を行なう「GO-PAY PayDay」、さらにお得な「SINGLE-DAY-PROMO」を開催する。これは約3カ月間実施される。

またフードフェスティバルは、イオンモールJakarta Garden City内の共有スペースを活用して開催する。約20店舗の飲食店が集まりインドネシアンフードを提供するなど、専門店とのコラボレーション企画を実施する。決済手段は、GO-PAYだ。

さらに、両施設では12月下旬から、GOJEK Stationをモール敷地内に設置する。提携ドライバーを待機させ、配車アプリを通じた送迎やネット注文の食品宅配サービスを開始する。

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