ローソンnews|非対面型の荷物発送サービス「スマリボックス」開始

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は 9月1日(火)から大阪府内の15店舗に、非対面型の荷物発送サービス「スマリ」の投函ボックス「スマリボックス」を導入する。


<スマリボックス>

「スマリ」はレンタル商品、EC商品の返却、返品時に伝票記入やレジでの受付手続きを省き、より簡単に荷物の発送ができる非対面型サービスだ。

ローソンは2019年4月から、東京都内の一部店舗で「スマリ」サービスを開始した。2019年10月からはスマリボックスでのe発送サービスの取り扱いも始め、現在首都圏の約1000店舗で展開している。

新型コロナウイルス感染防止による巣ごもりの影響で、オークションサイトやフリマアプリなど個人間の取り引きが拡大し、ローソン全体のe発送サービスの取り扱い件数も昨年対比で約8割伸長している。

なかでも、非対面ニーズに対応するスマリボックス導入店舗の実績は4月以降増加しており、7月度の1店舗平均取り扱い件数の実績は3月度と比較して3倍以上に伸長している。

導入当初は、日本郵便(株)(東京都千代田区、衣川和秀社長)が提供する、オークションサイトやフリマアプリの出品商品を発送するサービス「e発送サービス」を扱う。10月下旬には、ローソンの既存物流を活用したEC商品やレンタルサービスの返品・返却サービスの開始も予定している。

スマリボックスの設置店舗数は、9月中には2000店舗を超える予定で、今後も導入店舗の拡大を図る。

スマリボックスを活用したe発送サービスでは、レジでの対面の受付け作業などは発生せず、お客はセルフ形式で発送作業を行うことができる。

スマリボックスを利用するにはまず、店内に設置されているスマリボックスで必要な操作を行い、発行される送り状を出品商品に貼り、お客自身がスマリボックスに投函する。投函された荷物は郵便局の担当者が回収する。

非対面での発送が可能となるだけでなく、お客にとっては、レジ待ちや複数枚の伝票の貼り付け作業が軽減され、店舗にとっては、荷物の保管場所の削減や店舗従業員の省力化につながる。

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