アマゾンnews｜日本初の仕分け拠点｢ソートセンター｣を品川区に新設

アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は 9月13日(水)、日本初のAmazonの仕分け拠点「ソートセンター」を東京都品川区に開設したことを発表した。

東京国際空港(羽田空港)から約3.5km、東京港「東京国際コンテナターミナル」から約1.5kmに位置する。東京貨物ターミナル駅、および首都高速のインターチェンジにも隣接し、陸上、海上、航空のアクセスに優れている。

同センターは、商品の保管、ピッキング、梱包を行うフルフィルメントセンターと、配送するデリバリーステーションを繋ぐ、Amazonの配送網の中間に位置する拠点となる。新たに約1000人の雇用機会を創出する予定で、仕分け作業や拠点の安全、品質・生産管理者など多様な職種が含まれる。

先端物流設備を導入しており、大規模な仕分け能力を有している。さまざまな形状の梱包された商品の仕分けに対応したオートソーターを導入し、自動化への投資により仕分けプロセスの効率化を実現している。センターは2フロアで構成され、延べ床面積は計約2万8000㎡(テニスコート100面相当以上の広さ)あり、主に関東・北信越地方、および北海道・沖縄に向けた幹線輸送の拠点として、1日に最大約75万個の商品を仕分けることができる。

フルフィルメントセンターから配送方面が混載状態で出荷された商品を、ソートセンターで配送方面ごとに仕分けを行いデリバリーステーションへ発送することで、積載効率が向上し、より多くの商品を、効率的に配送できる。また、積載率を高めることで商品を運ぶトラックの台数も削減され、総輸送距離の短縮にも寄与する。