オイシックスnews|高齢者向け給食「元気ごはん with Oisix」開発

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)とシダックスフードサービス(株)(東京都渋谷区、堤祐輔社長)は、高齢者施設での新しい給食運営モデル「元気ごはん with Oisix」を開発した。

オイシックスとシダックスは「タイパ給食」をキーワードに、給食施設運営の効率化や働き方改善の課題解決につながるサービス展開を強化している。

2025年度内に、全国で食事提供業務を受託運営する高齢者施設を対象に、栄養不足・人手不足解消、さまざまな食形態の高齢者の心と身体の栄養サポートが可能な新たな高齢者向けの食として、「元気ごはん with Oisix」を順次導入・提供を開始する。

「元気ごはん with Oisix」は、人手不足解消や提供する料理の付加価値提供などを安定的に実現する目的で、①どんな方にも対応できる3種類の食形態のシニア食、②少量でも栄養が摂れる「すごカロ」シリーズを商品とした新しい給食運営モデルとして開発された。

①どんな方にも対応できる3種類の食形態のシニア食
高齢者施設の食事は、一人ひとりに合わせて「常食」「軟菜食」「一口食」「きざみ食」「極きざみ食」「ソフト食」「ミキサー食」などさまざまな食形態があり、施設によっては 6~7種類の調理が必要だ。今回開発した商品は、「常食」「ソフト食」「ミキサー食」の 3つの食形態ですべての人に対応できるものとなる。

②少量でも栄養が摂れる「すごカロ」シリーズ
水分量の多いおかゆなどは食べ切りにくい課題があったため、「ちゃんと栄養が摂れる」「食べきれる量」のバランスに着目し、従来の80%の喫食量で、高齢者が1食で摂取すべきカロリーを100%摂取できる「すごカロ」を開発した。「すごカロ」は「完全調理済み食品」なので、温め直すだけの調理で提供可能だ。

導入イメージは、シダックスの統一献立を、喫食者に合わせた3形態で、朝食・昼食・夕食 45日サイクル(45日分の献立をローテーションして提供する仕組み)で提供する。導入価格は1人あたり(1日)1550円~。

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