マツキヨnews|台湾市場を狙い地元企業と合弁事業推進の基本合意書締結
(株)マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市、松本清雄社長)は、台湾の臺隆(たいりゅう)工業股份有限公司との間で、台湾でドラッグストアを開発・運営するための合弁事業推進を目的とした基本合意書を締結した。両社は、お互いの持つ各種リソース・インフラなどの経営資源を活用することで、台湾における「マツモトキヨシ」店舗の展開を進めていく。
臺隆工業股份有限公司は、台湾で製造業、流通業、不動産業、金融業を運営・統轄する企業で、日本企業との間で複数の合弁会社を運営する複合企業グループでもある。東急ハンズとの合弁による「 HANDS TAILUNG(台隆手創館)」のほか、明治のアイスクリーム、トンカツ専門チェーン「かつや」が台湾で展開する「吉豚屋かつや」など、日本の小売りサービス業のエリアフランチャイズを展開する。
台湾市場は、美と健康に対する意識が高い生活者が多く、化粧品、健康食品を中心として安定的な需要が見込まれる。また近年の訪日台湾人が増加しており、マツモトキヨシのサービスを認知するマーケットであると見ている。
台湾における事業展開の具体的な内容に関しては、今後両社で協議・検討し詳細を詰めていく。
■臺隆工業股份有限公司概要
本店所在地/台湾台北市松江路261号崇隆大楼12階
設立年月日/1963年
代表者/董事長:黄教漳
主な事業内容/製造業、小売流通業を含む子会社・合弁会社の管理・統轄
資本金/36億台湾元(約131億円)
売上高/537億台湾元(約1955億円)
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