DCMnews|グループ共通会員サービス「マイボ」19年6月開始
ホームセンター業界最大手のDCMホールディングス(株)(東京都品川区、久田宗弘役社長兼CEO」)は、共通会員サービス「マイボ」を、2019年6月をめどに開始する。全国のDCMグループ店舗と、通販サイト「DCMオンライン」で利用できるし、地域の事業者も加盟できる。
DCMグループは、2006年9月に経営統合されたDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねやで構成される。
グループのメリットを最大限に活かすためにポイントカードと提携クレジットカードを統合するもの。事業会社ごとに展開してきたポイントカード等は順次サービスを終了し、マイボに切り替えていく。
新サービスでは、DCMが独自開発した会員基盤を使ったポイントサービス(VOIPO:ボイポ)と、プリペイド・マネー・サービス(MEEMO:ミーモ)を柱とし、それ以外の会員向けサービスについても順次展開していく。会員証は、クレジット機能なしの「マイボベーシックカード」、クレジット機能付きの「DCMマイボカード」、スマートフォンアプリケーションの「マイボアプリ」、そして「DCMアプリ」の計4種類を用意する。当初は独自のプリペイド・マネー・サービスを採用するが、その他のキャッシュレス決済についても積極的に導入していく計画だ。
ちなみに「マイボ」の英字綴りは「MYVOT」。MYVOT is Your Voice, Our Tomorrow.(お客さまの声を未来につなげる)の意。
企画・運営するのは10月に設立された(株)マイボフェローズ(八並朋之社長)。マイボサービスを活用した新しいサービス・事業の企画や、データ分析をもとにした売場の提案、事業者への共通ポイントとしての営業活動、キャラクターライセンス事業などを手掛けていく。
■(株)株式会社マイボフェローズ概要
所在地/東京都品川区南大井6-22-7大森ベルポートE館
設立/2018年10月
資本金/1億円