ローソンnews|10月1日消費税増税までに全店にセルフレジ導入

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、10月1日の消費税増税までに国内約1万4000店舗で「セルフレジ」を運用できるようにする。コンビニ大手3社で本格的なセルフレジを全店に導入するのは初の試みだ。

すでに、現在設置されているレジには、セルフレジ機能がついていて、店舗の判断で通常レジからセルフレジに切り替えることができる。混雑時の状況や店舗の要員によって使い分けて運用できる。

セルフレジは、買物客が専用端末で商品バーコードをスキャンして、クレジットカードや電子マネーで自ら精算するという、キャッシュレス限定のサービスだ。

ローソンでは人手不足対策とお客のレジ待ち混雑の解消になるとしていて、レジの作業時間の削減は最大で1店舗1日当たり3割、約5時間に相当すると見込んでいる。

【結城義晴の述懐】ローソンはいまだ、セブン-イレブンに対して、オペレーションで劣っている。平均日販もセブンには差をつけられている。結果として、店舗人員が少なくて、顧客にレジ待ちをさせることになる。しかしそれがセルフレジになれば、顧客が自分でどんどんチェックアウトしていく。したがってセルフレジはセブン-イレブンに比べて、ローソンにこそ有効である。自分の弱点を補って、顧客サービスができる。一石二鳥の作戦である。なぜ、早く導入しないのかと不思議に思っていたが、やっとセブン-イレブンの呪縛を断つことができたのだろうか。

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