ファミマnews｜ALFALINK相模原店にAIロボット導入/飲料陳列業務を自動化

(株)ファミリーマート（東京都港区、細見研介社長）、日本GLP(株)（東京都港区、帖佐義之社長）とTelexistence(株)（東京都中央区、富岡仁CEO、以下「TX」）は、TXが開発した独自AI システム「Gordon」を搭載した新型ロボット「TX SCARA」を相模原市中央区の「ファミリーマートALFALINK相模原店」に導入する。

バックヤード内の狭いスペースで稼働が可能な水平多関節型のロボット「TX SCARA」は、店舗従業員の作業負荷の大きい飲料補充業務を行う。通常時はAI「Gordon」が自動制御するが、陳列失敗時にはTelexistence（遠隔操作）モードへ移行し、インターネットを通じて人が遠隔から直接的、直感的にロボットを操作して、復旧することが可能となっている。

また「Gordon」は過去の販売実績データを学習することで、時間帯や季節によって変化する商品の売れ筋に合わせ、陳列タイミングを最適化する。

これらの技術を活用することによって、一日約1000本に上る飲料陳列業務を従業員の代わりに24時間体制で担う。したがって、店舗従業員は売場を離れることなく、接客業務などに取り組むことができる。

「TX SCARA」動画

「TX SCARA」が導入される「ファミリーマートALFALINK相模原店」は、日本GLPが展開する日本最大級の最先端物流拠点「GLP ALFALINK相模原」内の地域に開放されている共用施設棟「リング」に位置する。同施設は「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトに、従来の物流施設での効率化・最適化を超えた施設づくりを目指している。

■ファミリーマートALFALINK相模原店
所在地／神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1
店舗面積／約140㎡（42坪）
営業時間／24時間