CVSヘルスnews|新フォーマット「ヘルスハブ」をテキサス州で開店

CVSヘルス傘下のCVSファーマシーは、「Health HUB(ヘルスハブ)」と名付けた新フォーマットの店舗を、テキサス州ヒューストンで実験的に3店舗開店した。

この「ヘルスハブ」は薬局でありながら、店舗の20%がヘルス・サービスだけに割かれているのが特徴だ。新しい耐久医療機器を取り入れ、睡眠時無呼吸症候群や糖尿病などの患者のための新商品やサービスを提供する。

簡易クリニックであるミニッツクリニックを併設し、そのうえで個々人に応じたファーマシー・サポート・プログラムを展開する。これらによって、最適な治療を推奨し、医療費の節約をしながら、慢性疾患を抱える患者に対するケアをしていく。

「ヘルスハブ」では、新たに設けられたケア・コンシェルジュが顧客との最初の接点となり、店舗内のサービスやイベントの案内をするほか、ヘルス・プロバイダーとのコーディネートをする。

「ヘルスハブ」には、コミュニティー・スペースも用意されている。ウェルネスルームでは、CVSファーマシーの専門家や地域のパートナーが健康クラス、栄養セミナー、福利厚生教育などのグループイベントを開催する。

また、iPadなどデジタル機器を使って、健康のためのアプリを検索したり、cvs.comでCVSの商品を購入したりするための学習テーブルも設置されている。さらに、血圧、体重、BMIを測定できるコーナーもある。

CVSヘルスは2017年12月に医療保険会社エトナとの合併を終え、薬の販売にとどまらず、消費者に総合的な保健を提供する組織に変わろうとしている。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧