Amazon news|初のキャッシャーレス食品スーパー(216坪)をシアトルに開設
アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は 2月25日、初のキャッシャーレス食品スーパーマーケット「アマゾン・ゴー・グロサリー」をシアトルのキャピタル・ヒル地域にオープンした。店舗面積1万0400平方フィート(292坪)、売場面積7700平方フィート(216坪)。
この店舗では青果、乳製品、包装されたシーフードや食肉、パンやドーナツなどの食品はもちろん、ペーパー類や洗剤などの生活雑貨、ワインやビールなどのアルコール飲料、ペットフードやペット用品なども揃えている。
青果は量り売りではなく、1個当たりの売価が付けられている。たとえばバナナは1本19セント、グレープフルーツは1.29ドルで販売されている。またホールフーズ・マーケットの契約農場からも仕入れられていて、「365・オーガニック」として販売されている。精肉やシーフード部門にはホールフーズのような対面サービス売場はなくて、すべてパッケージ入りのセルフサービス販売である。
アルコール飲料売場には社員が常駐していて、購入者の年齢確認を行っている。その横には「ミールズ・メイド・イージー」の大型の棚が設置されていて、前菜、パスタ、サラダ、ピザ、寿司などの調理済み食品を揃えている。
入口の近くには、「グラブ&ゴー」のコーナーがあり、ドーナツやベーグルなどの焼き菓子と、セルフサービスのコーヒー・エスプレッソステーションが用意されている。
店舗には在庫用のバックルームがあるが、グロサリー配達のハブとしては使用しないと説明されている。
今年は、ロサンゼルス郊外にも特別に新しいフォーマットの店舗1店舗出店する予定だ。多分、アマゾン・ゴー・グロサリーだと思われるが、それは明記されていない。これでアマゾンの実店舗は「アマゾン・ゴー」「アマゾン・ゴー・グロサリー」「ホールフーズ・マーケット」「アマゾン・ブックス」「アマゾン・4スター」となる。