米国小売業news|3/15食料品配達アプリのダウンロード数急増

モバイルアプリ分析企業の「アップトピア(Apptopia)」は、3月15日にダウンロードされた食料品配達のアプリで、ウォルマートが5万以上でトップ、2位が3.5万以上のインスタカート、3位が約5000のシップト(ターゲット傘下)だったと発表した。

2月の1日当たりの平均ダウンロード数に比べて3月15日のダウンロード数の増加率は、インスタカートが218%、ウォルマートが165%、シップトが124%だった。また、シップトの親会社であるターゲットのアプリも3月15日には5万以上となり、2月の平均ダウンロード数に対して98%増加した。

一方で、飲食店の配達サービスを手掛ける大手の「ドアダッシュ」「ウーバー・イーツ」「グラブハブ」「ポストメイツ」のアプリ・ダウンロード数は、ピークだった2月の約2.6万から、3月15日には約1.8万に減少している。

ウォルマートやターゲットだけでなく、アマゾン・フレッシュは前年度比4倍、インスタカートも前年度比4倍で、オンラインでのグロサリー販売は急増する。ネスティング(Nesting、巣ごもり現象)はアメリカでも顕著だ。一時は倒産の可能性も指摘されていた、ミールキット大手の「ブルー・エプロン」の株価は3月17日時点で7割も値上がりしており、需要の急増が予測されている。

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