ウォルグリーンnews|調剤専用のドライブスルーで生活必需品の販売を開始

米国ドラッグストアチェーン第1位のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(イリノイ州ディアフィールド、ステファーノ・ペッシーナCEO兼副会長)は3月27日、COVID-19(新型コロナウイルス)パンデミックのなかで、調剤専用のドライブスルーのピックアップ窓口を他の商品の購入にも拡大すると発表した。全米に展開する約7300店舗が対象となる。

このサービスは、顧客に利便性を提供すると同時に、ソーシャル・ディスタンシング(Social Distancing)を維持するのに役立つ。「ソーシャル・ディスタンシング」とは「新型コロナウィルス感染拡大を防ぐために物理的な距離をとる」ことだ。

ドライブスルーでは、生活必需品を中心に60アイテム以上の調剤薬品以外の商品が販売されている。クリーニング用品、消毒薬、OTC風邪薬、解熱剤をはじめ、食料品の一部、幼児や成人用の栄養補助食品、医療用品、応急処置品、紙類などだ。

顧客は購入希望商品の有無を窓口で確認することができる。窓口に在庫があれば、その場で購入できる。在庫が確認できない場合やほかのお客が待っている場合は、待ち時間が知らされ、その時間に窓口に戻るよう案内される。

ウォルグリーンの薬局および小売部門担当の上級副社長であるリサ・バッジェリー氏は次のように述べている。
「これまで以上に、私たちを頼りにしてくれているお客様や患者をサポートするために、24時間体制で取り組んでいます。新型コロナウイルス感染が拡がり続けている今、お客様のニーズを満たすための新しいさまざまな方法を迅速に導入しつつ、私たちが実行できる最も重要な予防策の1つとして、ソーシャル・ディスタンシングを実行しています」。


〈バッジェリー上級副社長〉

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