アマゾンnews|今週初めまでにマスクを全米の全社員に提供

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は、フルフィルメント・センターで働く社員の健康を守るための措置拡大を発表した。

数週間前に発注された数百万枚のマスクが届き始めており、N95マスクは最前線の医療従事者に寄付されるか、アマゾン・ビジネスを通じて医療機関および政府機関に有料で提供される。N95マスクは米国労働安全衛生研究所(NIOSH)規格に合格したもので、ウイルスを含んだ飛沫の侵入を防ぐことができる高性能なマスクだ。それ以外のマスクは、4月5日から全米の施設への配送が始まり、今週初めまでに全社員に提供される。

3月29日からは、健康状況を確認するためにいくつかの施設で、出勤した社員の体温測定を始めている。CDC(疾病管理予防センター)の勧告に従って、華氏100.4°(摂氏38°)以上の熱がある社員は自宅待機させ、平熱に下がって3日以上経過してから出社させている。

現在、1日10万人以上の検温が行われている。対象となる社員は数十万人に上るが、全ての施設とホールフーズ・マーケットでの検温は、今週初めまでに始められる予定だ。また、除菌ワイプと消毒液はすでに全ての施設に提供されている。

 

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