ウォルマートnews|on-line古着ショップ「ThredUP」と提携し古着市場に参入
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロン社長)は 5月27日、オンライン古着ショップのスレッドアップ(ThredUP)と提携してオンラインで婦人服や子ども服などの中古販売を始めたことを発表した。ウォルマートのサイトにある「スレッドアップ・ショップ(Thredup Shop/Walmart.com)」で展開する。
ウォルマート・コムは、ここ数年ファッションの品揃えを強化しており、チャンピオン、ジョーダッシュ、リーバイ・ストラウスなど1000近くのブランドを加え、タイム、トルゥー、テラ&スカイ、ワンダー・ネーション、ジョージなどのプライベート・ブランドとともに販売している。
また、専売ブランドとして、スクープ、ソフィア・ジーンズ、ベルガラ、EV1・バイ・デジェネレスなどのブランドも顧客から支持されている。
スレッドアップ・ショップで扱う商品は婦人服や子ども服のほか、アクセサリー、靴、バッグなどで、75万アイテムにも上っている。衣服の状態は「新品(New)」もしくは「ほぼ新品(Like New)」となっており、バッグ、靴、アクセサリー類は新品やほぼ新品のほかに「タグ付きの新品(New with Tags)」「若干の使用感あり(Gently Used)」と表示されている。
価格帯はドレスなどが15ドル~40ドル、靴も30ドル以下に抑えられている。
35ドル以上購入すると送料は無料になる。スレッドアップ・ショップの中古品販売はウォルマートの実店舗では行わず、オンラインのみとなっている。一方、返品は実店舗でも受け付ける。
スレッドアップは2009年に創業した委託販売のマーケットプレースである。商品提供者には予測売価の5%~80%の範囲で支払われ、同社の手数料は20%~95%(売価と手数料は反比例)となる。アパレルチェーンであるギャップ、メイシーズ、JCペニー、メードウェルなどとも提携している。