セブン-イレブンnews|ロイヤルティ・プログラム使用の非接触型決済開始
米国のセブン-イレブン(テキサス州ダラス、ジョセフ・マイケル・デピント社長)は一部のガソリンスタンド(GS)併設型店舗において、ガソリン購入時の新たな決済「フュール・ロイヤルティ(Fuel Loyalty)」を実験的に開始することを発表した。
新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、給油時の物理的な接触を最小限に抑え、ウイルス感染のリスクを低減するのが目的だ。
同社のロイヤルティ・プログラム「7リワード(7Reward)」を使ったこの実証実験はフロリダ州オーランドの北部・南部、テキサス州北部、バージニア州ウッドブリッジのGS併設型セブン-イレブンで実施される。
「7リワード」を使うには、事前にセブン-イレブンのストアアプリをダウンロードして7リワードをサインインする。このときクレジットカードやデビットカード、グーグル・ペイ、アップル・ペイなどの支払い情報も登録しておく。
対象となるGSではアプリを起動して「フュール・ロイヤルティ」にアクセスし、給油するポンプ(計量機)番号を入力する。
給油が終わると領収書がアプリに送信される。音声による支払いを希望する場合はセブン-イレブン・アプリにアップルのシリ(Siri)でショートカット登録しておく。一度設定すると、2度目からは音声コマンドだけで支払いができる。
「フュール・ロイヤルティ」を利用することでディスカウントも行われる。最初の7回の給油で1ガロン(約3.8リットル)当たり11セント値引きされる。それ以後は1ガロン当たり3セントの値引きとなる。