ベストバイnews|好調な売上高と最低時給15ドルへの引き上げを発表

アメリカ第1の家電チェーン、ベストバイ(ミネソタ州ミネアポリス、コリー・バリーCEO)は2021年度第2四半期の売上高が、7月18日時点で前年度比2.5%(国内で2%、国際で8%)増加していると発表した。

なかでもオンライン販売が前年度比で255%も増加している。特にコンピュータ関連品、家庭用電化製品、タブレットなどの売上げがその牽引役となっている。

同社は第2四半期のはじめの5月初旬、国内で展開する約800店舗で予約した顧客を対象に販売を再開した。予約のない顧客に入店を許可した6月15日~7月18日の期間の売上高は前年度比15%、オンライン販売は185%、それぞれ増加した。

また、同社が8月2日に調整する賃金体系では、3月22日~8月1日までの特別昇給分を4%引き上げとして恒久化するとともに、最低時給を15ドルに引き上げることが明らかになっている。

同社のコリー・バリーCEOは「COVID-19パンデミックの期間、献身的に働いてくれた社員に対する感謝の意味を込めて投資しました」と述べている。


〈コリー・バリーCEO〉

小売業界において、COVID-19パンデミック対策として引き上げられた時給はそのまま恒久化するとともに、特別ボーナスも継続する傾向にある。小売業に従事する人たちは、常にウイルスに感染する危険にさらされており、これらの手当ては危険手当とも言える。そしてこれによって小売業の地位が向上する。

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