アルバートソンnews|第2Q売上高11.2%増も純利益3.5%減/EC243%増
米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイジー、ヴィヴェック・サンカランCEO)が、9月12日で終了した2020年度第2四半期の業績を発表した。
売上高は前年度比11.2%増の157億5800万ドル(1ドル100円換算で1兆5758億円)、純利益は3.5%減の2億8450万ドル(284億5000万円)だった。既存店売上高は13.8%増、オンライン販売は243%増加した。
COVID-19パンデミック後、客単価が増加しており、市場シェアは拡大している。同社の9ブランド、1万2000アイテムのプライベート・ブランドは人気があり、粗利益増加に貢献している。今年度は新しいカテゴリーで650のアイテムを増加した。
好調なオンライン販売では、今期200店舗でドライブ・アップ&ゴー(DUG)サービスを開始し、全体で950店舗とした。2021年末までには1800店舗に拡大する計画である。
マイクロ・フルフィルメント・センター(MFC)は今期人時生産性を25%上げ、利益改善に貢献した。現在2カ所のMFCでテスト運用しているが、さらに4カ所のMFCの建設を開始しており、今後18カ月で6カ所追加する計画である。また、需要予測のシステム、ソーシングの改善も行われ、効果を上げている。セルフ・チェックアウトは481店舗に導入し、全体で1600店舗以上となった。
同社はアルバートソン、セーフウェイ、ボンズ、ジュエルオスコー、ショーズ、アクメ、トムサム、ランドール、ユナイテッドスーパーマーケット、パビリオンなど20のバナーを34の州とコロンビア特別区で展開している。