TJXnews|第3Q 売上高101億ドル3.2%減・純利益4.6%増の減収増益

米国のオフプライスストア(OPS)業態でトップのTJXCompanies(マサチューセッツ州フレーミングハム、アーニー・ヘルマンCEO)が、10月31日で終了した2020年度第3四半期の決算を発表した。オフプライスストアは百貨店や専門店の売れ残り商品を集荷して、それを雑然と並べる業態で、宝探し的な楽しさがある。

8~10月の売上高は、前年同期比3.2%減の101億1700万ドル(1ドル100円換算で1兆0117億円)、純利益は4.6%増の8億6700万ドル(867億円)で、減収増益となった。

TJXでは主にアパレルを取り扱うT.J.Maxx(ヨーロッパとオーストラリアではT.K.Maxx)は1934店、Marshalls 1236店、アウトドア関連用品が中心のSierra Trading Post 48店、そしてカナダで展開するWinnersが280店。 さらにインテリア家具を取り扱うHomeGoods 821店とHomesense 255店を加えて、合計4574店舗を展開している。

COVID-19感染拡大は止まらず、第3四半期の既存店伸び率は、客数が減少したことでマイナス5%となった。セグメント別の売上高(売上構成比)と既存店伸び率は以下の通り。
Marmaxx(T.J.MaxxとMarshallsを合わせた呼称) 57億8500万ドル(57.2%)、マイナス10%
HomeGoods 18億7600万ドル(18.5%)、プラス15%
TJX Canada 10憶2800万ドル(10.1%)、マイナス7%
TJX International(ヨーロッパとオーストラリア) 14憶2900万ドル(14.1%)、マイナス6%

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