アルバートソンnews|EコマースでGoogleと戦略的パートナーシップを発表

米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイシ、ヴィヴェック・サンカランCEO)は、大手IT企業のGoogleとのEC分野における複数年パートナーシップを発表した。

  

両社は数年前からオムニチャネルにおいて協力関係を構築してきたが、今回のパートナーシップを結ぶことによって、より簡単なショッピング体験を可能にする新しい拡張機能をデビューさせる。 アルバートソンはGoogleの複数チームと連携し、顧客体験をより効率的にすることを目的とした幅広いテクノロジーとサービスを提供する。

たとえば、Google検索やマップ機能を活用することで買物客が必要なものをより簡単に見つけられるようになる。またキャッシュレス決済のGoogle Payで買物したり、GoogleCloudのAIテクノロジーを取り入れていく。 AIテクノロジーの例として、客が商品画像をアップロードすると類似商品のリストを確認できるサービス「Vision AI」、パーソナライズされたおすすめ情報を提供する「Recommendations AI」、ビジネスメッセージ機能の「BusinessMessages」などが挙げられる。

BusinessMessagesの活用はすでに始まっており、アルバートソンでのCOVID-19ワクチン接種の情報提供に利用されている。

アルバートソンは、オンライン・グローサリー・ショッピングの将来性を強く認識しており、グーグルとの戦略的パートナーシップを含み、短期及び長期的な成長を目指している。一方で、Google側もテクノロジー超大手4社GAFA(Google、 Amazon、 Facebook、 Amazon)の一角を担う企業として、Amazonに対抗しようとしている。特にオンライン・ショッピングにおいて、直接競合することなくすでに一般消費者と接点を多く持つアルバートソンとのパートナーシップが有効と考えている。

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